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平成24年2月
新美参事官との記念撮影
「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)」の一環として実施している「日韓青少年共同ボランティア活動事業」の訪日プログラムに参加するため訪日した韓国の大学生等約35名及び同プログラムに参加する日本の大学生等約10名が,13日,外務省を訪問し,新美(しんみ)アジア大洋州局参事官と懇談しました。
懇談の席では,新美アジア大洋州局参事官から,歓迎の意を表し,両国の活発な人的,文化的交流の現状について紹介するとともに,東日本大震災を経験した日本の現状につき述べ,本件プログラムのテーマである「防災」は大変重要であるところ,同問題も含め,今回の交流事業を通じて,両国が共に抱える社会問題につき,共に考える機会を積極的に持って欲しい旨挨拶しました。
外務省訪問団一行を代表して,韓国東国大学の全美政(チョン・ミジョン)さんから,本件プログラムに対する謝意が表明され,総勢約65名の日韓の大学生の参加者皆が力を合わせて,誠実さかつ情熱をもってプログラムに取り組み,北東アジア地域の日韓の青少年間のネットワークを構築していきたい旨挨拶しました。
その後,質疑応答が行われ,韓国高麗大学の金載現(キム・ジェヒョン)さんや京畿大学の許成振(ホ・ソンジン)さんから,本件事業参加への熱い思いが語られるとともに,JENESYSの成果,今後の青少年交流への取組み,韓国でも深刻化している若者の失業問題の現状及び対策等につき質問があり,当方から,「キズナ強化プロジェクト」の発足を含め,日本の現況につき説明しました。