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「21世紀東アジア青少年大交流計画」
「東アジア次世代リーダー招へいプログラム」
参加者による中野外務大臣政務官表敬
平成24年2月27日
- 教育分野において活躍されているEAS(東アジア首脳会議)参加国の次世代リーダー27名が,「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)」の一環として来日し,2月27日(月曜日)に中野譲外務大臣政務官を表敬訪問しました。
- 表敬の冒頭,中野政務官より,一行への歓迎の挨拶を行い,今回の招へいのテーマ,「教育:『困難を乗り越える「しなやかな力」を育む取組み』」は,東日本大震災を経て,家族や地域との絆を見直し,困難から力強く立ち上がり進もうとしている日本の現況において時宜を得たものである旨述べました。また,本プログラムの訪問先であり,国連大学から「持続可能な開発のための教育」の地域拠点として認定され,同教育を推進している気仙沼市の教育現場では,現地で困難を乗り越え生きようとしている人々の体験も踏まえ,「しなやかな力」について多くを学ぶ機会となるであろうと述べました。また,今回の災害発生時における各国からの様々な支援に対し,感謝の言葉を述べました。
- 続いて参加者代表より,今回の訪日機会及び,本プログラムのテーマを学ぶ機会が設けられたことに対し謝意が表明されました。また,日本が震災後どのように復興していくかにつき既にビジョンを有していることにつき賞賛の意が表され,また,昨今の災害発生時には,各国間で災害時のための協力体制が構築されており,それぞれの国が他国の支援を受け,どんな困難も乗り越えていけると感じたとの意見が述べられました。
- その後,参加者から,「困難に立ち向かうしなやかな力とは何か」との問いがあり,政務官から,震災後,被災された人々は辛い状況にあり,他人のことを考える余裕は無かったはずであるが,そのような状況にも関わらず,他人を思いやることを忘れなかった,それが共に困難に立ち向かう鍵の一つとなった旨述べました。
- 最後に中野政務官より,参加者同士の交流を今後も続けてほしい旨述べ,和やかな雰囲気で表敬を終了しました。