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平成22年2月
1.5日、「21世紀東アジア青少年大交流計画」の一環として、2009年3月から約11ヶ月間に亘る長期招へいプログラムに参加した学生47名が帰国を前に西村外務大臣政務官を表敬訪問しました。インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、インド、ニュージーランド及びオーストラリアから参加した学生は日本各地にホームステイし、地元の高校に通い、日本の生活を体験しました。
2.冒頭、西村政務官より参加者の訪日並びに一部の参加者が政務官の地元である新潟県でのホームステイに参加したことを歓迎しました。続いて、日本政府は、東アジア共同体の構築という長期的ビジョンを掲げ、東アジアの協力を推進していることを説明した上で、地域協力の要となる人の交流の大切さを改めて強調し、それぞれの国や地域の将来を担う参加者達に、今回の訪日で築きあげた人と人との繋がりをいつまでも大切にしてほしい、また日本を第2のふるさとと思い、いつでも戻ってきてほしい旨のメッセージを伝えました。
3.引き続き、全参加者に対して実施したアンケーに沿って、それぞれの質問につき1名の学生が代表して具体的エピソードを交えて発表を行いました。日本に対する印象が来日後に良くなったと答えた学生は、日本社会の環境に対する配慮や伝統文化との共存等を関心事項として挙げました。日本人の生活や考え方に興味を持った参加者からは、日本の人々も母国の人々と同じ心を持っていたので、11ヶ月の滞在中、寂しさを感じたことは無かったとの発表がありました。それぞれの学生が将来への夢をしっかり語り、留学や仕事で再度日本を訪れたいとの希望を力強く語ると共に、本プログラムに対する謝意の表明がありました。
【参考】アンケート結果 (参加者47名対象)
1.日本に対する印象は来日前とプログラム終了直前の今ではどう変わったか。
A.良くなった 30 B.変わらない 16 C.悪くなった 1
2.日本に滞在中、特に関心の高かった分野は何か。
A.日本人の生活・考え方 31 B.日本の文化・伝統・芸術 8 C.漫画・アニメ 3 D.ファッション 1 E.ポップ音楽 1 F.政治 1 G.スポーツ 1 H.その他 1(風景)
3.ホストファミリーへ一言でメッセージを告げるとしたら、
A.ありがとう 46 B.さようなら 0 C.「やっと帰れる!」 1
4.日本の総理が提唱する東アジア共同体構をどう思うか。
A.支持する 47 B.知らない 0 C.支持しない 0
5.将来、再度日本を訪問したいか。(はいの場合、その訪日目的は何か)
A.はい・観光 4 B.はい・留学 23 C.はい・仕事 18 D.わからない 2 E.いいえ 0