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平成20年10月
10月1日、御法川外務大臣政務官は、「21世紀東アジア青少年大交流計画」にて訪日したカンボジア人高校生40名の表敬を受けたところ、概要以下のとおり。
最初に、訪日したカンボジア人高校生から、訪問先別に北海道グループ及び長野グループの代表各1名が訪問結果報告を行った。北海道グループの代表は、「日本人は終戦後の国土を努力で発展させたことに象徴されるように、仕事に対する高い責任感を有し、国家社会の利益を優先に考えて努力する、しかしそれが翻って自身の利益になる点に驚いた。」と述べた。また、長野グループの代表は、「日本人とカンボジア人との共通点は仏教徒、農業国、伝統文化を守ること等であるが、相違点としては、日本人は創意工夫に優れているが、カンボジア人は制約がある点等である。」「日本は発展のモデルであり、帰国後は訪日の経験をカンボジア人に語っていきたい。」と述べた。
リム・モラー訪日団団長は、今回の訪日プログラム及びこれまでの日本の支援につき日本政府・国民に深甚の謝意を表明し、今回JENESYSプログラムでの感動的なエピソードを紹介した後、「本プログラムは東アジア諸国と日本とを結ぶ絆として重要であり、是非継続して頂きたい。」と要望した。
最後に、御法川政務官より、近年日カンボジア関係は、政治、経済、文化などあらゆる分野で大きく発展している、カンボジア帰国後に、日本での経験を紹介し、日本とカンボジアの架け橋の役割を果たして頂きたい、日本とカンボジアはともに平和を愛する国であり、我々の努力でそれぞれの国に平和と発展を築いていきたい旨発言した。