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姉妹自治体関係のある地方自治体
島根県邑智郡美郷町とバリ州マス村

平成19年10月

1.島根県邑智郡美郷町の紹介

(1)人口 約6,000人

(2)面積 282.92平方キロメートル

(3)ホームページアドレス http://www.town.shimane-misato.lg.jp/他のサイトヘ

(4)特徴

 美郷町は、島根県のほぼ中央に位置し、平成16年10月に邑智町と大和村が合併して新町「美郷町」が誕生した。町域内を中国地方随一の江の川(総延長194キロメートル)が大きく蛇行しながら貫流しており、江の川の沿岸部では侵食によって形成された急峻で起伏に富んだ地形。その谷間や氾濫原に集落が形成されています。北西部には標高300メートル前後の丘陵地帯が広がっています。また、東部には標高400から700メートルの急峻な山々が中国山地へと連なっている。町内には多くの温泉があり、遠方から訪れる方々も数多く、江の川を活用したカヌーや火振り猟などの観光も人気がある。美郷町の特産品としては、豊かな自然からの恵みを活かしたものが多く、とくにマタタビや蕎麦・アユ・イノシシなどに人気があります。

(地図)島根県邑智郡美郷町 (地図)バリ州マス村

2.バリ州ギャニアール県ウブドゥ郡マス村の紹介

(1)人口:推定12,000人

(2)面積:不明

(3)特徴

 マス(金の意味)村は州都デンパサールから17キロ離れた田園平野の中に位置している。バリの芸術、芸能が集まっているのがウブドゥを中心としたバリ中部の村々にあり、木彫りマス村もその一つ、黒檀やチーク材を使った木彫芸術の村として知られる。
 通りには彫像や木彫製品を売る店が並ぶ。16世紀にジャワの高僧が移り住んだという土地でもあり、バリの歴史的にも重要な村とされている。村(デサ)はデサ・ディナス(行政村:国が区域を制定した自治体)とデサ・アダ(慣習村:昔から宗教にまとまっている村)の2つがあり、マス村は前者の方である。水稲が主で水路が整備されている平野は年間3回収穫ができるが水が十分でないところでは雨季にかけて2回の収穫をして、乾季には野菜を作っている。日中は暑いので家にいるが朝、夕方は多くの人が散歩(ジャランジャラン)を楽しんでいる人を多く見かける。

3.マス村との交流のきっかけ

 美郷町(旧邑智町)では1982年に国民体育大会のカヌー会場になったのをきっかけにカヌー競技が盛んになり、以来町内にある島根県立邑智高等学校に全国でも数少ないカヌー部が誕生し、多くの選手を生み出してきた。そのカヌーをテーマにした町づくりを進めるために1991年に町内に世界のカヌー博物館を建設した。
 カヌー博物館のオープニングイベントとして、「世界のカヌーの展示」と「インドネシアのカヌージュクンの制作実演」を行った。その制作実演のため約1カ月間、バリ島のマス村から2名の男性を旧邑智町に招待し、バリ島から取り寄せた材料でカヌーを制作してもらった。そのときに招待したのがA・A・オカ・ウィディアさんとワヤン・サルナさんの2名で、オカ・ウィディアさんはマス村の当時の村長の甥にあたる人だった。
 このことがきっかけとなってマス村との交流が始まり、公式・非公式の調査団がマス村を数回訪問した。そして1993年9月に旧邑智町長をはじめ7名がマス村を訪れ、友好提携の調印を行った。
 旧邑智町と旧大和村は2004年10月1日に合併して、新町美郷町が誕生した。

マス村…インドネシア共和国バリ州ギャニアール県ウブドゥ郡マス村

4.交流の目的

5.マス村との交流の足跡(PDF)PDF


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