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平成20年1月
(1)人口 343,199人(平成20年1月1日現在)
(2)面積 309.22平方キロメートル(平成20年1月1日現在)
(3)ホームページアドレス http://www.city.kochi.kochi.jp
(4)特徴
高知市は四国南部のほぼ中央に位置し、雨量が多く、特に毎年夏から秋にかけて台風の襲来が度々ありますが、北に四国山地、南に黒潮の暖流が巡る南国的な明るい都市です。
歴史的には戦国時代の長宗我部元親による支配を経て、1601年の関が原の合戦で功績のあった山内一豊が土佐藩24万石の領主として封ぜられて以来、政治、経済、文化の中心都市として発展し続け、幕末には坂本龍馬、武市瑞山ら勤皇の志士を多く輩出し、維新の礎を築きました。維新後も板垣退助、植木枝盛らを輩出し「自由民権運動発祥の地」といわれ、全国初の婦人参政権が実現するなど、その政治的伝統が培われてきた都市です。
平成17年1月、鏡村・土佐山村両村との合併に引き続き、平成20年1月には春野町と合併し、都市機能が集積する都市部と、自然環境に恵まれた中山間地域、そして豊かな田園地域を併せ持つ、新生・高知市が誕生しました。
新市は、それぞれの地域の特徴や資源、機能を最大限に生かしながら地域間の交流を深め、連携を強化し、共生へとつなげるまちづくりを進めて、持続的に発展できる中核市をめざしています。
(1)人口 約2,700,000人
(2)面積 約326平方キロメートル
(3)ホームページアドレス http://www.surabaya.go.id
(4)特徴
スラバヤ市は、東ジャワ州の州都で、首都ジャカルタに次ぐ同国第2の都市です。高知から赤道を越え海路約5,000キロメートルの距離にあり、気候は熱帯雨林気候に属し、年平均気温は27度、年平均湿度は80%。1年は5~10月の乾期と11~4月の雨期に分かれています。産業は、サトウキビなどの農業のほか、海外向けにエビの養殖や、合板・木製品の生産を行っており、国内第2の国際貿易港であるタンジュン・ペラ港から世界に向けて輸出されています。
1995年8月、経済ミッションでスラバヤ市を訪問した松尾徹人前高知市長が、当時のスラバヤ市長であるスナルト市長に姉妹都市提携の申し入れをし、その後姉妹都市の事務協議や訪問団の相互交流を経て、1997年4月17日に、姉妹都市提携を行いました。
(1)交流の概要
1997年4月17日に、本市とスラバヤ市は姉妹都市の提携をして以来、経済ミッションの開催や高知新港とタンジュンペラ港との姉妹港提携による経済交流をはじめ、中学生や高校生による教育交流、さらに自治体職員協力交流事業によるスラバヤ市職員の受入研修やスポーツ交流、日本の伝統文化である茶道による交流など、さまざまな分野で数多くの交流を進めてきました。
(2)特徴的な取り組み
2003年には「日・アセアン交流年」の記念事業として、スラバヤ市、高知市及び在スラバヤ日本総領事館の主催により、高知の夏の祭典である「よさこい祭り」がスラバヤ市庁舎前広場において、「スラバヤよさこいフェスティバル」と銘打ち盛大に開催されました。
それ以後、同フェスティバルは毎年開催されておりますが、一昨年からは、「リンタス・ブダヤ・フェスティバル」と名称を変え、よさこい鳴子踊りのほか、スラバヤ市の民族舞踊や武術をはじめとするインドネシアの文化・芸術が発表される文化交流の場となっています。
(3)姉妹都市提携10周年記念行事
2007年は、本市とスラバヤ市が姉妹都市となって10周年という節目の年となることを記念し、7月にスラバヤ市で祝賀会や文化交流祭など「高知市・スラバヤ市姉妹都市提携10周年記念行事」が開催され、高知市からは市民親善訪問団やよさこい鳴子踊り訪問団等総勢41名がこの記念行事に参加しました。
主な祝賀行事は、姉妹都市提携10周年記念祝賀会(7月21日)、文化交流祭(7月22日)、後夜祭(7月22日)などで、よさこい踊り訪問団は、それぞれの行事で、本場高知のよさこい踊りをスラバヤ市民に披露しました。
これらの祝賀行事で最も大規模なものは「リンタス・ブダヤ・フェスティバル」であり、同フェスティバルでは、よさこい鳴子踊り訪問団がよさこい踊りを披露したほか、ジャワ、カリマンタン、バリ、スマトラなどインドネシアの各伝統舞踊が共演する「タリ・ブンカ・ヌサ」、よさこいとインドネシアの舞踊が融合してできたラバ・サミヤ踊りやよさこい鳴子踊りのコンテスト等が開催され、会場に詰めかけた2,000名以上のスラバヤ市民の皆さんと共に10周年を祝い、両市の友好交流の絆をより確かなものとしました。