欧州連合(EU)

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日・EU定期首脳協議
共同プレス声明(骨子)

於ベルリン、2007年6月5日

(共同プレス声明の全文仮訳はこちら)

1.国際情勢・グローバルな課題

気候変動/エネルギー

主要排出国の参加が確保された2013年以降の枠組み作りに向けて指導力を発揮。世界全体の排出量を2050年までに半減またはそれ以上削減することで一致。排出削減・エネルギー効率向上のための技術の開発及び移転の重要性を認識。エネルギー安全保障に関する協力を強化。

東アジア

日本はEUの東アジアサミットへの関与の意図を歓迎。

中国

EUは日中関係の強化と深化を評価。日本は、EUの対中武器禁輸措置解除に反対。

北朝鮮

日・EUは六者会合の合意等の即時実施の必要性を強調。EUは、拉致問題の可及的速やかな解決に向けたあらゆる努力を強力に支持。

アフガン

ESDP警察ミッションとDIAGの緊密な協力で一致。

中央アジア

日・EUは国境管理、水資源管理、保健、人材開発含む教育、人権、民主化、法の支配の分野に関心。

中東

日・EUはイラク、イラン、中東和平の課題解決に向け努力。

国連改革

両首脳は主要機関改革を含む国連改革の重要性強調。

開発

日・EUは貧困削減と人間の安全保障促進のため協力強化。

WTO

ドーハ開発アジェンダの迅速な妥結に向け協力。

2.二国間関係

経済分野の対話・協力

両首脳は会計・監査基準の問題解決に向けた努力と日・EC税関相互支援協定仮署名を歓迎。日・EUは日・EUビジネス・ダイアログ・ラウンドテーブル(BDRT)の提言を評価。

司法共助協力

両首脳は刑事共助分野での協力強化に向けた非公式の予備協議開始を歓迎。

付属文書

日・EU行動計画、イノベーション、知的財産権共同イニシアティヴについてそれぞれ付属文書を採択。

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