エリトリア国

基礎データ

令和元年9月26日
エリトリア国国旗

一般事情

1 面積

11.76万平方キロメートル(北海道と九州とを併せた広さとほぼ同じ)

2 人口

550万人(2017年:アフリカ開発銀行)
人口増加率2.4%(2016年:アフリカ開発銀行)

3 首都

アスマラ

4 民族

ティグライ,アファール族など9民族

5 言語

ティグリニャ語,アラビア語,諸民族語

6 宗教

キリスト教,イスラム教他

7 国祭日

5月24日 独立記念日

8 略史

年月 略史
1890年 イタリアの植民地支配下におかれる
1942年 英の保護領となる
1952年 国連の決定により,エチオピアと連邦を形成
1962年 エチオピア議会がエリトリアのエチオピアへの併合を決議
1972年 エリトリア人民解放戦線(EPLF)を結成
1991年5月 EPLFがエリトリア臨時政府樹立を宣言
1993年4月 国連の監視の下,エリトリア地域の分離・独立を問う住民投票実施
1993年5月24日 エチオピアより独立
1998年5月 エチオピア・エリトリア国境紛争勃発
2000年12月 エチオピアとの包括的和平合意成立
2002年4月 国境委員会によりエチオピアとの(地図上の)国境線確定
2004年 第3回地方議会選挙
2018年7月 エチオピアとの外交関係再開

政治体制・内政

1 政体

一党制(臨時政府)

2 元首

イサイアス・アフォルキ(Isaias Afwerki)大統領(1993年5月就任)

3 議会

一院制国民議会

4 政府

外相名:オスマン・サレー(Osman Saleh

5 内政

 1991年に発足した臨時政府は,基本的人権及び複数政党制を保障する民主的憲法を制定し,同憲法に則った民選政府樹立を行うことを定めた布告を1993年5月19日に発出。1993年4月に実施された住民投票において有権者の99.8%がエリトリアの完全主権を主張,同年5月24日,エチオピアからの独立が宣言された。1994年初め,エリトリア人民解放戦線(EPLF)は解散し,民主主義と正義のための人民戦線(PFDJ)として改組された。1997年5月,約3年間にわたる議論を経て,制憲議会がエリトリア憲法を採択。エチオピアとの紛争(1998年5月~2000年6月)により延期されていた同憲法に基づく国政選挙は2001年12月に行われる予定であったが,その後無期限の延期となった。エチオピアとの国境紛争により破壊されたインフラ復興,兵士の動員解除及び退役後の社会復帰,難民・国内避難民の復帰等,多くの課題を抱えている。

外交・国防

1 外交基本方針

 エチオピアとは1998年の国境紛争勃発以来,緊張関係が続いていたが,2018年7月に20年ぶりに外交関係を再開。同月にソマリアと外交関係を樹立。また,同年11月には,2009年以来,地域の不安定化に関与しているとして国連安保理による制裁が解除される等,国際社会との関係が改善している。

2 軍事力(2018年ミリタリーバランス)

(1)予算
不明
(2)兵力
総兵力 20.175万(陸軍20万,海軍1400,空軍350)

経済(単位 米ドル)

1 主要産業

  • (農)根菜類,ソルガム,豆類,大麦,小麦
  • (工鉱)金,大理石

2 GDP

60億ドル(2018年:世銀)

3 一人当りGNI

740米ドル(2015年:アフリカ開発銀行)

4 経済成長率

3.6%(2016年:アフリカ開発銀行)

5 物価上昇率

12%(2015年:アフリカ開発銀行)

6 失業率(2017年:Trading Economics)

6.4%

7 総貿易額(2017年:OEC)

(1)輸出
274百万ドル
(2)輸入
308百万ドル

8 主要貿易品目

(1)輸出
亜鉛,銅,レアメタル
(2)輸入
小麦,ソルガム,パスタ

9 主要貿易相手国(2017,OEC)

(1)輸出
中国,韓国,スペイン,フィリピン,スーダン
(2)輸入
エジプト,中国,イタリア,スーダン,ブラジル

10 通貨

ナクファ(Nakfa)

11 為替レート

1米ドル=15ナクファ

12 経済概況

 政府は,独立後,30年に及ぶ内戦のため破壊されたインフラの復旧,経済再建に取り組んできた。就業人口の多くが生産性の低い農業,牧畜業に従事している一方,食料の7割を輸入ないし援助に依存し,エチオピアとの国境紛争は,難民・避難民の大量発生,紛争地域のインフラ破壊等,エリトリア経済に深刻な影響を及ぼした。97年11月に独自通貨ナクファを導入。深刻な干ばつ被害を頻繁に受け,食料安全保障が重要な課題となっている。

経済協力

1 日本の援助実績(単位:億円)

  • (1)有償資金協力 なし
  • (2)無償資金協力(2016年度まで,E/Nベ-ス) 129.49億円
  • (3)技術協力実績(2016年度まで,JICAベース) 26.66億円

2 主要援助国(2015年 単位:百万ドル OECD/DAC)

  • (1)日本(2.74)
  • (2)フィンランド(2.65)
  • (3)ノルウェー(1.37)
  • (4)カナダ(1.18)
  • (5)アイルランド(0.77)

二国間関係

1 政治関係

1993年5月24日
独立と同時に承認
1993年9月1日
外交関係樹立
2003年5月26日
在京大使館開設

2 経済関係

(1)日本の対エリトリア貿易

(ア)貿易額(2018年)
輸出 1.08億円
輸入 286万円
(イ)主要品目
輸出 機械類,ゴム製品
輸入 衣類,魚介類

(2)日本からの直接投資

実績なし

3 文化関係

4 在留邦人数

2人(2019年5月現在)

5 在日当該国人数

50人(2018年6月現在)

6 要人往来

(1)往
年月 要人名
1994年9月 政府経済協力調査団
1997年7月 経済協力政策協議調査団
2000年5月 経済協力政策協議調査団
2006年7月 日・AU友好議連訪問団(団長:岩永峯一衆議院議員)
2014年9月 城内外務副大臣
2018年8月 佐藤外務副大臣
2018年8月 奥野総務副大臣
(2)来
年月 要人名
1995年5月 ペトロス外相
1995年9月 ベラキ情報・文化相
1995年12月 サレー水産資源相(持続的漁業国際会議出席)
1998年10月 ベルハネ土地・水・環境大臣代行(第2回アフリカ開発会議)
2001年12月 アリ外相(TICAD閣僚レベル会合)
2003年9月 イサイアス大統領(第3回アフリカ開発会議出席)
2004年11月 ウォルダイ国家開発相(AATIC)
2005年6月 アリ外相(愛・地球博)
2008年3月 アフメド漁業相
2008年5月 イサイアス大統領,オスマン外相,ベルハネ財相(第4回アフリカ開発会議)
2008年10月 セメレ教育相(日・アフリカ科学技術大臣会合)
2010年3月 アミナ保健相
2013年6月 ギオルギス国家開発相(TICAD V出席)
2014年11月 セメレ教育相(ESDユネスコ世界会議)
2017年2月 ゼメデ文化スポーツ庁長官
2019年3月 オスマン外相(外務省賓客)
2019年8月 オスマン外相(TICAD7出席)

7 二国間条約・取極

  • 日本・エリトリア技術協力協定(2005年12月)
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