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気候変動、エネルギー及び環境に関するシンガポール宣言(ポイント)
平成19年11月21日
前文
- 気候変動の負の影響を懸念、途上国の適応能力向上及び国際社会の地球規模の温室効果ガス増加に至急対応する必要性を強調。
- 気候変動への取組のためのグローバルな議論に貢献している、豪州、中国、インド、インドネシア、ニュージーランド、日本及び韓国を含むEAS参加国の努力を評価。
本文
気候変動
- 全ての国が気候変動への取組において役割を果たし、先進国は引き続き主要な役割を果たすべき。
- 大気中の温暖化ガスの濃度を長期的に安定化させる共通目標にコミット。
- より実効的な2013年以降の国際的取決めへの道を開くため、長期的で願望としての排出削減目標に関する共通理解に到達するための作業を支持。
- 国連気候変動枠組条約の下で、実効的・包括的・衡平な2013年以降の国際的取り決めに向けたプロセスに積極参加。COP13の成功を支持。
エネルギー、森林、その他
- 「セブ宣言」等に基づき、エネルギー効率向上等の協力を強化。エネルギー集約度の顕著な削減に向けて努力。2009年までに自主的なエネルギー効率目標を策定。
- 森林保全のための協力を促進。2020年までに森林面積を1500万ヘクタール以上増加させるとの願望としての目標達成のために努力。
- コ・ベネフィット・アプローチを推進。自然災害リスクに係る協力を強化。沿岸及び海洋の生態系の保全を促進。安全な飲料水へのアクセス及び衛生を向上させる。
- 3R、「低炭素社会」等を通じ、急速な都市化による環境問題に対応。シンガポールのEAS「住みよい都市」会議開催の提案を歓迎。
フォローアップ
- 第2回EASエネルギー大臣会合を開催するとのタイの提案、及び2008年第4四半期にEAS環境大臣会合を開催するとのベトナムの提案を歓迎。