コンゴ共和国

コンゴ共和国(Republic of Congo)

基礎データ

平成30年2月19日

  • コンゴ共和国国旗

一般事情

1 面積

34.2万平方キロメートル(日本の約0.9倍)

2 人口(世銀)

約513万人(2016年)

3 首都

ブラザビル

4 民族

コンゴ族,サンガ族,テケ族,ンボチ族等

5 言語

フランス語(公用語),リンガラ語,キトゥバ語

6 宗教

キリスト教,イスラム教

7 略史

年月 略史
13世紀~15世紀 コンゴ王国の最盛期
19世紀後半 仏による植民地化
1960年8月 独立(コンゴ共和国)
1979年3月 サス・ンゲソ大統領就任
1991年6月 コンゴ共和国に国名変更
1992年8月 パスカル・リスバ大統領選出
1997年5月 内戦勃発
1997年10月 サス・ンゲソ大統領就任
2002年1月 新憲法交布
2002年3月 サス・ンゲソ大統領再選
2009年7月 サス・ンゲソ大統領再選
2015年11月 新憲法公布
2016年3月 サス・ンゲソ大統領再選

政治体制・内政

1 政体

共和制

2 元首

  • ドゥニ・サス・ンゲソ大統領(Denis Sassou Nguesso
  • (2002年大統領就任,2009年,2016年再選)

3 議会

  • 国民議会(139名,任期5年)
  • 上院議会(66名,任期6年)

4 政府

  • (1)首相 クレマン・ムアンバ(Clément MUAMBA
  • (2)外務・協力・在外コンゴ人大臣 ジャン=クロード・ガコソ(Jean Claude GAKOSSO

5 内政

 1968年に憲法改正して社会主義国家となったが,1991年にマルクス主義を放棄して複数政党制を導入した。1997年7月に予定されていた大統領選挙を巡ってリスバ大統領とサス・ンゲソ前大統領との間で内戦が勃発した。アンゴラ軍の介入後,サス・ンゲソ前大統領派がほぼ全土を掌握し,大統領に就任した。

 2002年に続き2009年にもサス・ンゲソ大統領が再選された。2015年に三選禁止と大統領選挙への出馬を70歳以下に制限していた憲法が改正され,新憲法の下で2016年に実施された選挙でサス・ンゲソ大統領が再選した。

外交・国防

1 外交基本方針

 独立後,一党独裁のマルクス主義路線を推進した歴史から,ロシア等東側諸国との結びつきが強かったが,経済的には仏,米等西側諸国に依存しており,現実的外交路線をとっている。特に,旧宗主国である仏との関係が緊密。2006年には温家宝中国首相,2013年には習近平中国国家主席が来訪するなど,中国との経済的依存関係も強まっている。武力紛争勃発時にサス・ンゲソ大統領派を支援して勝利に導いたアンゴラとの間では,1998年1月に,軍事協力協定が成立している。

2 軍事力(ミリタリーバランス)

(1)予算
565百万ドル(2016年)
(2)兵役
志願制(2年)
(3)総兵力
12,000人(陸軍8,000人,海軍800人,空軍1,200人,海兵隊2,000人)

経済

1 主要産業

鉱業(石油),林業

2 GDP(2016年,世銀)

78.3億ドル

3 一人当たりGNI(2016年,世銀)

1,710ドル

4 GDP成長率(2016年,世銀)

-1.9%

5 物価上昇率(2016年,EIU)

3.9%

6 失業率(2016年,世銀)

11.2%

7 総貿易額(2016年,EIU推計)

(1)輸出
49.1億ドル
(2)輸入
32.6億ドル

8 主要貿易品目(2016年,EIU)

(1)輸出
原油,木材
(2)輸入
石油セクター,非石油セクター

9 主要貿易相手国(2015年,EIU)

(1)輸出
中国,イタリア,オーストラリア,ガボン
(2)輸入
韓国,フランス,中国,ノルウェー

10 通貨

CFAフラン(中部アフリカ諸国中央銀行発行)

11 為替レート

1ユーロ=655.957CFA(固定レート)

12 対外債務残高

42億390万ドル(2015年,世銀)

13 経済概況

 鉱業(石油)が基幹産業で,以前より依存率は下がったが,それでもGDPの約4割に及ぶ。1997年に発生した内戦により経済は打撃を受けたものの,石油開発と油価の高騰による経済成長を見せた。統治改善や石油収入の透明性等の向上は引き続き課題は残しつつも,2010年に拡大HIPCイニシアティブの「完了時点」に到達した。2014年秋以降の石油価格の下落を受けてマクロ経済が低迷しており,「経済の多様化」を主要な政策とする。社会開発は遅れており,国連人間開発指数(2015年)では188か国中135位。

経済協力

1 日本の援助実績(2015年まで)

  • (1)有償資金協力(2015年度まで,EN(交換公文)ベース)なし
  • (2)無償資金協力(2015年度まで,EN(交換公文)ベース)59.18億円
  • (3)技術協力実績(2015年度まで,JICAベース)9.28億円

2 主要援助国(2014年,OECD)(百万ドル)

  • (1)フランス(51.54)
  • (2)アイルランド(9.83)
  • (3)日本(6.39)
  • (4)アメリカ(1.68)
  • (5)イタリア(0.69)

二国間関係

1 政治関係

1960年8月,外交関係樹立。

日本は,2010年8月より在コンゴ(民)大使館がコンゴ(共)を兼轄。

コンゴ(共)は,1996年6月に在京大使館を開設。1998年1月に閉鎖したが,2012年12月,在京大使館を再開。

2 経済関係

(ア)対日貿易額(2016年 財務省貿易統計)
輸出 25億1,077万円
輸入 14億1,373万円
(イ)主要品目
輸出 重油,木材,魚介類
輸入 鋼管,自動車,建機

3 在留邦人数

8人(2017年7月)

4 在日当該国人数

30人(2017年6月)

5 要人往来

(1)往
年月 要人名
2004年8月 衛藤征士郎,三原朝彦,山口泰明,西村明宏衆議院議員(日本・AU(アフリカ連合)友好議連)
2013年2月 阿部俊子外務大臣政務官
2013年11月 石原外務大臣政務官
2014年8月 山際大志郎衆議院議員
2015年12月 黄川田仁志外務大臣政務官
(2)来
年月 要人名
2004年4月 モカ保健・人口相,ンギンビ技術教育・職業訓練相
2005年1月 アンリ・ジョンボ森林経済・環境相(国連防災世界会議)
2005年9月 ムンデレ・ンゴロ商業・消費・調達相(愛知万博賓客)
2006年10月 アダダ外務・協力・仏語圏相(外務省賓客)
2008年3月 ギ・ブリス・パルフェ=コレラ海洋・内陸漁業相(IWCセミナー)
2008年5月 サス・ンゲソ大統領(TICAD IV)
2011年6月 イクエベ外務・協力相(MDGs フォローアップ会合)
2012年10月 オンドンゴ経済・財政・公共資産・統合相(IMF世銀東京総会)
2012年12月 イトゥア科学研究・技術革新相(原子力安全に関する福島閣僚会議)
2013年6月 イクエベ外務協力相(TICAD V)

6 二国間条約・取極

  • 1974年9月 貿易取極(1975年10月発効)
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