アジア

世界地図 アジア | 北米 | 中南米 | 欧州(NIS諸国を含む) | 大洋州 | 中東 | アフリカ

2007「日中文化・スポーツ交流年」実行委員会
第1回会合・御手洗委員長挨拶

(写真)御手洗委員長

 皆様こんにちは。御手洗でございます。

 本日はご多忙のところ、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。2007「日中文化・スポーツ交流年」実行委員会を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。

 先ほど麻生大臣よりお話がありましたとおり、来年2007年は日中国交正常化35周年という記念すべき年にあたります。

 今年10月、安倍総理が中国を訪問されましたが、その際に、この記念すべき年を「日中文化・スポーツ交流年」として、国民的交流を飛躍的に拡大し、日中両国民の相互理解と信頼を強化していこうということで合意がなされました。これを受けまして、「日中文化・スポーツ交流年」に関する事業を推進していくための実行委員会を設立することとなり、先般、麻生大臣より私にその委員長の任をお願いしたいとの要請がございました。

 本日皆様にご賛同いただき、委員長に就任することと相成りましたが、その重責に改めて身の引き締まる思いでございます。

 日中両国のますますの友好と発展のために、微力ながら全力を尽くす所存でございますので、今後とも皆様からのご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 また、本日ご列席の皆様におかれましては、実行委員会の副委員長、最高顧問、顧問並びに企画委員長の任をお願いし、ご承諾を得ることができました。本日こうして実行委員会のメンバーの皆様とともに第1回の会合を開催することができますことを、心から嬉しく思っております。

 さて、日中両国民の交流に目を向けますと、先月には、日本において「中国文化フェスティバル2006」が開幕し、コンサートや演劇など多彩なプログラムが催され、大変好評を博していると伺っております。再来年の2008年には、日中平和友好条約締結30周年を迎えますが、中国においては北京オリンピックが開催され、その2年後の2010年には上海万博の開催が決定しております。

 このように、日中間の交流の機運は高まりつつありますが、そのような中で、来年の「日中文化・スポーツ交流年」におきましては、次世代の中国国民に対して、新しい日本と日本人のイメージを正しく伝えるべく、オールジャパンで協力してまいりたいと存じます。

 特に力を注ぐべき分野としては、青少年間の交流や草の根交流をはじめとして、日本現代文化の発信や北京オリンピックの支援につながるようなスポーツ交流、そして中国の貧困地域への支援や環境保護支援等を考えております。

 今後も日中両国がお互いに理解を深め、信頼関係をより一層強化していくためには、このような活動を絶やすことなく継続していくことが何より大切であります。来年の「日中文化・スポーツ交流年」を契機として、今後も引き続き各方面のご協力を得ながら、民間、地方、そして政府が一体となって、新しい時代の日中関係を築いていくことができればと考えております。

 「日中文化・スポーツ交流年」では、日中両国の国民がインタラクティブに触れ合う「国民参加型」であることを一つのテーマとしておりますが、このたび、ロゴマーク及びキャッチフレーズを一般公募することといたしました。詳しくは後程ご案内いたしますが、是非、日中双方の多くの方々から奮ってご応募いただきたいと考えておりますので、皆様におかれましても何卒ご協力いただきますようお願い申し上げます。

 最後になりましたが、これからこの事業を幅広く展開していくにあたりまして、皆様のお知恵とお力添えを賜りながら、是非とも成功させたいと考えております。重ねてご支援の程を宜しくお願い申し上げます。

 以上をもちまして、私のご挨拶とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る