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尖閣諸島周辺領海内における我が国巡視船に対する中国漁船による衝突事件
(中国側とのやりとりを中心とした経緯)

平成22年10月
英語版 (English)

9月7日(火曜日)

午前
事件発生
夕~夜
丹羽在中国大使が宋濤外交部指導成員(副部長級)と会見。
齋木アジア大洋州局長から程永華在京中国大使に電話にて申入れ。

8日(水曜日)

未明
当該漁船船長を公務執行妨害の容疑で逮捕。
丹羽在中国大使が胡正躍外交部部長助理と会見。
午後
別所外務審議官から程永華在京中国大使に申入れ。

9日(木曜日)

午前
当該漁船船長を検察に送致。
丹羽在中国大使が王光亜外交部常務副部長と会見。

10日(金曜日)

10時前後
丹羽在中国大使が楊潔篪(よう・けつち)外交部長と会見。

11日(土曜日)

未明
中国外交部ホームページにおいて東シナ海資源開発に関する国際約束締結交渉の「延期」を一方的に発表。

12日(日曜日)

未明
丹羽在中国大使が戴秉国国務委員と会見。

13日(月曜日)

午前~昼
船長を除く14名の乗組員及び当該漁船が帰国のため石垣を出発。

14日(火曜日)

丹羽在中国大使が劉振民外交部部長助理と会見。

19日(日曜日)

当該漁船船長に対する勾留を10日間延長。
中国外交部が「強烈な反撃措置をとる」旨ホームページ上に発表。
新華社「閣僚級以上の往来一時停止,日中航空協議中止」を速報(その後,20日までに外交部報道官談話として右趣旨を発表)。
丹羽在中国大使が王光亜外交部常務副部長と電話で会談。
上海万博への日本青年1千名派遣事業(21~24日)延期通告。

22日(水曜日)

ニューヨーク訪問中の温家宝総理が「日本側に対し直ちに無条件で中国の船長を釈放することを促す」旨発言(ニューヨーク時間21日夜)。

24日(金曜日)

14時半
那覇地検が中国漁船船長の釈放決定を発表。
発表後
外務省から外交ルートを通じて在京中国大使館に通報。

25日(土曜日)

未明
中国漁船船長を乗せた中国政府のチャーター機が石垣を離陸。
中国外交部ホームページにおいて外交部声明を発表。
午後
我が方より外務報道官談話を発表。
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