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安倍総理とボルキア・ブルネイ国国王との会談及び日・ブルネイ経済連携協定への署名

平成19年6月18日

  1. 安倍晋三内閣総理大臣は、6月18日午後6時過ぎより約40分間、訪日中のハサナル・ボルキア・ブルネイ・ダルサラーム国国王(兼首相兼国防相兼蔵相)との間で首脳会談を行った。また、会談後、両首脳は、日・ブルネイ経済連携協定に署名を行った(別添:署名に伴って発出された共同声明(英文)同声明の和文仮訳)。
  2. 首脳会談での主なやりとりは次のとおり。

    (1)両首脳より、日・ブルネイ経済連携協定が今般署名に至ったことへの歓迎と、同協定が二国間関係を更に発展・強化することへの期待が表明された。

    (2)安倍総理より、ブルネイから引き続き安定的なエネルギー供給が得られることへの期待を表明したのに対し、ボルキア国王より、ブルネイは今後とも、日本に対し安定的に石油・天然ガスを供給するつもりであり、安心して頂きたい旨述べた。

    (3)ボルキア国王より、安倍総理が1月にフィリピンのセブで発表したエネルギー安全保障や青少年交流の事業を支持するとの発言があった。

    (4)北朝鮮問題については、安倍総理より、北朝鮮の非核化、拉致問題の解決のために国際的な連携が重要であり、ブルネイの協力を得たい旨述べたのに対し、ボルキア国王より、北朝鮮問題の早期解決の重要性及び拉致問題に関する日本の立場を理解する旨述べた。

    (5)国連安保理改革問題に関し、ボルキア国王より、我が国の常任理事国入りを引き続き支持する旨述べるとともに、2008年の安保理非常任理事国選挙への我が国立候補についても、明確な支持表明があった。

    (6)地球温暖化問題に関し、安倍総理より、先般発表した「美しい星50」の提案について説明したのに対し、ボルキア国王より、各国の事情に配慮して提案を行われたことに感謝するとの発言があった。

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