ボツワナ共和国

ボツワナ共和国(Republic of Botswana)

基礎データ

平成29年12月25日

  • ボツワナ共和国国旗

一般事情

1 面積

56.7万平方キロメートル(日本の約1.5倍)

2 人口

225万人(2016年:世銀)

3 首都

ハボロネ(Gaborone

4 民族

ツワナ族(79%),カランガ族(11%),バサルワ族(3%)等

5 言語

英語,ツワナ語(国語)

6 宗教

キリスト教,伝統宗教

7 国祭日

9月30日(独立記念日)

8 略史

年月 略史
1885年 イギリス保護領となる
1891年 駐南アフリカ英高等弁務官の管轄となる
1966年 独立(初代大統領カーマ大統領)
1980年 マシーレ大統領就任
1998年 マシーレ大統領引退(3月31日)
モハエ大統領就任(4月1日)
1999年 モハエ大統領再任(10月20日)
2004年 モハエ大統領再任(11月2日)
2008年 モハエ大統領引退(3月31日)
カーマ大統領就任(4月1日)
2009年 カーマ大統領再選(10月20日)
2013年 カーマ大統領再任(4月1日)(2期目)
2014年 カーマ大統領再選(10月28日)

政治体制・内政

1 政体

共和制

2 元首

セレツェ・カーマ・イアン・カーマ大統領(Seretse Khama Ian KHAMA
2014年10月28日再選

3 議会

一院制国民議会

4 政府

副大統領:
モクウィツィ・マシシ(Mokgweetsi MASISI
外務国際協力大臣:
ペロノミ・ベンソン=モイトイ(Pelonomi VENSON-MOITOI

5 内政

  • (1)1966年の独立以来,複数政党制の下,ボツワナ民主党(BDP)が政権を維持してきている。
  • (2)2008年3月31日,モハエ大統領が引退し,同4月1日,憲法の規定によりカーマ副大統領が第4代大統領に就任した。(注:カーマ第4代大統領は,カーマ初代大統領の子息)
  • (3)2009年10月16日,国民議会選挙が実施され,改選57議席中,与党BDPが45議席を獲得し,国民議会においてカーマ大統領が再選された。
  • (4)2010年5月,与党BDP内の大統領の党運営方針に反発する一部勢力が,BDPを離党して新党を結成したが,その後も与党BDPが議席の大半を占めた。
  • (5)2014年10月24日,国民議会選挙が実施され,改選57議席中,与党BDPが40議席を獲得し,国民議会においてカーマ大統領が再選された。

外交・国防

1 外交基本方針

 穏健な親欧米外交。南アフリカ(以下,南ア)のアパルトヘイト政策に対する批判的立場から,反南ア政治姿勢をとっていたが,南アの民主化に伴い,緊張関係は解消された。南部アフリカ諸国の経済的統合を目的とする南部アフリカ開発共同体(SADC)事務局の所在地として域内協力に一定の役割を果たす。

(1)2016年国防予算
約351百万ドル
(2)兵役
志願制
(3)兵力
総兵力10,500人(陸軍8,500人,空軍500人,パラミリタリー1,500人)

経済

1 主要産業

  • (農業) こうりゃん,メイズ
  • (畜産) 牛,羊
  • (鉱業) ダイヤモンド,銅,ニッケル,石炭
  • (工業) 繊維製品,食品加工

2 GNI

149.6億米ドル(2016年:世銀)

3 一人当たりGNI

6,610米ドル(2016年:世銀)

4 経済成長率

2.9%(2016年:世銀)

5 物価上昇率

3.77%(2016年:世銀)

6 失業率

18.56%(2016年:世銀)

7 総貿易額

(1)輸出
61.02億ドル(2016年:UN Comtrade)
(2)輸入
73.2億ドル(2016年:UN Comtrade)

8 主要貿易品目(2016年:EIU)

(1)輸出
ダイヤモンド,銅・ニッケル,機械,電機製品
(2)輸入
ダイヤモンド,機械・電気製品,燃料,飲食料品,車両

9 主要貿易相手国(2016年:ボツワナ中央統計局)

(1)輸出(%)
ベルギー 18.5,インド 14.8,南アフリカ 13.3
(2)輸入(%)
南アフリカ 64.7,ナミビア 10.6,カナダ 5.7

10 通貨

プラ(Pula)

11 為替レート

1米ドル=10.36プラ(2017年12月)

12 経済概況

 独立当初のボツワナ経済は,牧畜を基幹産業とし,牛肉の輸出に全面的に依存していたが,1967年にダイヤモンドが発見されて以降,急速な経済発展を遂げた。ボツワナの経済は,産出高世界第2位を誇るダイヤモンド産業がGDPの約2割,政府歳入の約3割を占め,30年間の経済成長率が平均約9%と世界的にも有数の高い経済成長を遂げた。一方で,政府は,ダイヤモンド依存型経済からの脱却を目指し,長期的経済開発に向けた「ビジョン2036」に基づき,産業の多角化を進めている他,雇用創出,格差是正,地域インフラ整備等を内容とする「第11次国家開発を実施中。

 2012年2月,アフリカでは初となる地上デジタル放送日本方式(ISBD-T方式)の採用を決定し,同年7月,ハボロネにて地デジ運用開始式典が開催された。2015年6月,全国放送開始。

経済協力

1 日本の援助実績(2015年度までの累計)(単位:億円)

  • (1)有償資金協力 219.81(2015年度までの累計,2015年度なし)
  • (2)無償資金協力 43.03(2015年度までの累計,2015年度0.34億円)
  • (3)技術協力実績 73.81(2015年度までの累計,2015年度なし)

2 主要援助国(2014年,単位:百万米ドル)

  • (1)米国(57.2)
  • (2)日本(4.73)
  • (3)オーストラリア(1.28)
  • (4)カナダ(1.06)
  • (5)英国(1.03)

二国間関係

1 政治関係

1966年9月
独立と同時に承認(1997年6月1日より在南ア大が管轄)
1997年8月
駐日ボツワナ大使館開設
1999年4月
駐日特命全権大使着任
2008年1月
駐ボツワナ日本国大使館開設
2008年6月
駐ボツワナ特命全権大使着任

2 経済関係

(1)日本の対ボツワナ貿易

(ア)貿易額(2016年:財務省貿易統計)
輸出 26.8億円
輸入 27.0億円
(イ)主要品目
輸出 自動車,一般機械
輸入 ダイヤモンド

(2)日本からの直接投資

進出企業 6社(現地企業との合弁等を含む)

3 文化関係

  • 一般文化無償:国営テレビ局番組ソフト整備計画(2013年7月)

4 在留邦人数

85人(2017年6月)

5 在日当該国人数

65人(2017年6月)

6 要人往来

(1)往(1966年以降)
年月 要人名
1966年 宮崎章特派大使(独立式典)
1994年1月 東祥三外務政務次官
1996年11月 政府派遣南部アフリカ経済ミッション
2001年9月 鈴木宗男衆議院議員
2004年7月 日本・アフリカ連合(AU)友好議員連盟一行(松下忠洋衆議院議員,森岡正宏衆議院議員,福井照衆議院議員,小渕優子衆議院議員)
2006年7月 矢野哲朗参議院議員,椎名一保参議院議員
2006年7月 日本・アフリカ連合(AU)友好議員連盟一行(大野功統衆議院議員,小渕優子衆議院議員,田中和徳衆議院議員,奥野信亮衆議院議員,山谷えり子衆議院議員)
2007年8月 西村康稔衆議院議員
2007年11月 甘利明経済産業大臣
2008年9月 南部アフリカ貿易・投資促進合同ミッション(団長:吉川貴盛経済産業副大臣,副団長:三原朝彦衆議院議員,山際大志郎衆議院議員)
2008年9月 矢野哲郎参議院議員
2009年3月 TICAD閣僚級フォローアップ会合(福田康夫前総理大臣(政府特使),中曽根弘文外務大臣,御法川信英外務大臣政務官)
2013年2月 松山政司外務副大臣
2013年4月 橘慶一郎総務大臣政務官
2013年7月 橘慶一郎総務大臣政務官(地デジ開始式典出席)
2013年8月 日本・アフリカ連合(AU)友好議員連盟一行(三原朝彦衆議院議員,小坂憲次参議院議員,三ツ矢憲生衆議院議員,山際大志郎衆議院議員,伊藤忠彦衆議院議員)
2014年1月 新藤義孝総務大臣
2015年12月 黄川田仁志外務大臣政務官
2017年7月 日本・アフリカ連合(AU)友好議員連盟一行(三原朝彦衆議院議員,山際大志郎衆議院議員)
(2)来(1988年以降)
年月 要人名
1988年 チエペ外相
1988年 ムシ副大統領
1989年2月 チエペ外相(大喪の礼参列)
1990年11月 マシーレ大統領(即位の礼参列)チエペ外相(随行)
1991年5月 チエペ外相
1991年8月 チエペ外相
1992年3月 マシーレ大統領(公式実務訪問)チエペ外相(随行)
1992年6月 モロモ教育相
1993年10月 マシーレ大統領,チエペ外相(アフリカ開発会議(TICAD I)出席)
1994年5月 メラフェ大統領府担当国務相
1996年3月 メラフェ外相(外務省賓客)
1996年9月 ブラックベアード農相
1997年12月 ケレホベ公共事業・運輸・通信相(気候変動条約)
1998年10月 モハエ大統領,マシーレ前大統領(第2回アフリカ開発会議(TICAD II)出席)
2000年6月 モロモ国会議長(故小渕前総理大臣葬儀参列)
2001年12月 メラフェ外相(TICAD閣僚会合出席)
2003年3月 モハエ大統領(世界水フォーラム出席)
2003年9月 ハオラテ大蔵・開発計画相(第3回アフリカ開発会議(TICAD III)出席)
2004年8月 チエペ前外相(故鈴木元総理大臣葬儀参列)
2005年6月 カーマ副大統領(外務省賓客)
2005年9月 モカイラ環境・野生動物・観光相(旅行博出席)
2006年6月 モハエ大統領,メラフェ外相,ティボネ鉱物・エネルギー・水資源相,モカイラ環境・野生動物・観光相(ボツワナ・ウィーク)
2006年8月 モロモ前国会議長(故橋本元総理大臣葬儀参列)
2007年8月 ケディキルウェ鉱物・エネルギー・水資源相(故宮澤元総理大臣葬儀参列)
2008年5月 メラフェ副大統領(第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)出席)
2008年10月 ンカテ教育相
2010年5月 モツミ大統領府行政相
2010年10月 カーマ大統領(実務訪問賓客)
2010年10月 モカイラ環境・野生生物・観光相(生物多様性条約会議(COP10)出席)
2010年10月 スワルツ・インフラ科学技術相(第2回日本アフリカ科学技術大臣会合出席)
2011年1月 ナシャ国民議会議長(参議院招へい)
2011年11月 ケディキルウェ鉱物・エネルギー・水資源相
2013年6月 カーマ大統領,マシシ大統領府公共政策担当相,マカト=マレス通産相(第5回アフリカ開発会議(TICAD V)出席)
2013年7月 マシシ大統領府公共政策担当相
2013年10月 モレフィ運輸通信相
2015年3月 マカレメレ大統領府公共政策担当副大臣(第3回国連防災世界会議出席)
2017年1月 マシシ副大統領

7 二国間条約・取極

1992年3月
青年海外協力隊派遣取極

8 外交使節

(1)ボツワナ共和国駐箚日本国大使
竹田浩三特命全権大使(2017年11月着任)
(2)本邦駐箚ボツワナ共和国大使
ンコロイ・ンコロイ特命全権大使(2017年7月着任)
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