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平成18年2月7日
1月31日(火曜日)に、スマトラ沖大地震・インド洋津波被害に対する国際機関を通じた支援報告会を行いました。概要は以下のとおりです。
約120名(国際機関、NGO、報道関係者、政府関係者)
外務省北国際大会議室
14時 開会
国連児童基金(UNICEF):浦元東京事務所代表
国連世界食糧計画(WFP):玉村駐日事務所代表
国際移住機関(IOM):中山駐日事務所代表
国連開発計画(UNDP):細谷駐日事務所次席代表
国連難民高等弁務官(UNHCR):岸守駐日事務所副代表
AMDA:金山アチェ事務所事業統括
(続けて国際機関より簡単な紹介)
(1)2004年12月26日に発生したスマトラ沖大地震及びインド洋津波被害に際し、昨年1月に我が国は国際機関を通じ2億5千万ドルの人道支援を行う旨表明し、同月21日迄に15の国際機関に対する拠出を行いました。津波等被害から1年経過した時期を捉え、我が国が行った国際機関を通じた支援の実施状況に関し、実際に支援活動を行った国際機関を交え報告会を開催しました。
(2)当日は、我が国が支援を行った国際機関駐日事務所、NGO、報道関係者、政府関係者等約120名近くの人が右報告会に参加しました。
(3)神余国社部長より、国際機関を通じた我が国支援の概要について、「我が国の支援の全体概要」、「なぜ国際機関を通じた支援等、支援の具体的内容」、「我が国支援の評価」という視点から説明を行いました(会場配布資料、我が国の国際人道機関を通じた津波支援、国際機関を通じた我が国の支援状況(PDF))。
(4)続けて我が国が拠出した国際機関のうち、拠出額が大きい5つの国際機関(UNICEF、WFP、IOM、UNDP、UNHCR)より、「現地での活動内容」、「活動の評価」、「今回の活動を踏まえた、今後の支援体制のあり方」という視点から、それぞれの現地での活動報告が行われました。
(5)更に、今次報告会では、国際機関とNGOとの連携の強化等観点から、今回発表した5つの国際機関と連携して活動を行ったNGOであるAMDAより、現地での活動報告が行われました。
(6)これに対して、参加者より、今回の支援における国際機関と二国間援助の連携例や国際機関の実施状況に対する評価及び今後の国際機関を通じた支援のあり方等に関して質問があり、国連食糧農業機関(FAO)より、漁業関係の連携例について紹介があった他、外務省より、こうした報告会を通じてお互いの活動を認識・評価していくことが重要である等の発言がありました。
(7)最後に、辻国際社会協力部参事官より、締め括り挨拶が行われ閉会となりました。
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