アジア

世界地図 アジア | 北米 | 中南米 | 欧州(NIS諸国を含む) | 大洋州 | 中東 | アフリカ

アジア協力対話(ACD)第3回会合(概要)

平成16年6月

1.日程

 6月21日、22日(於:青島(中国))

2.参加国

 ACD参加22カ国中、19カ国から外務大臣が、3カ国から外務大臣以外の代表団長が参加。我が国からは川口外務大臣が参加。

3.会合の概要

(1)会合は、外相等各国の代表団長のみが参加する、非公開の、いわゆるリトリート方式で行われた。

(2)新規参加国としてイラン、モンゴル及びアラブ首長国連邦の3カ国が認められ、次回会合から参加することとなった。

(3)次回会合以降の主催国については、2005年にパキスタンで、2006年にはカタールで開催することとなった。

(4)地域・国際情勢に関する意見交換が行われた。

(5)スラキアット・タイ外相より、プライム・ムーバー・プロジェクトの実施状況について全体の説明があり、川口大臣より、我が国が行った「法制度整備」及び「環境教育」に言及しつつ、「環境教育」での国際機関、NGOの参加が有意義であった旨紹介した。

(6)「アジア協力に関する宣言(注1)」及び「青島イニシアティブ(注2)」が採択された。

(注1)「アジア協力に関する宣言」は、今後ACDが重点を置いて活動していく分野を列挙したもので13分野(政策対話、経済・WTO、農業、金融、IT、エネルギー、文化交流、観光、環境、医療・衛生、メディア、産官学の協力、人々の交流)があげられている。

(注2)「青島イニシアティブ」は、地域のエネルギー協力について言及したものであり、11の事項においてACD各国が自発的な協力を行うものとされている。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る