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女性職員の採用・登用拡大計画
平成23年6月1日
1.採用の拡大
外務専門職及び国家III種採用者における女性の割合は,過去5年とも3割以上を保っているところではあるが,当省としては,平成23年度から27年度に向けて採用者全体に占める女性の割合が全体として引き続き40%程度となることを目標とする。
2.女性職員の登用拡大
- (1)目標
- 当省の俸給表別級別の女性職員の在職状況は府省全体と比較しても全体的に上回っており,これから女性の採用数が増え,年次が上がるにつれ,登用される女性の割合はますます増加することが予想されるが,平成27年度末に課室長相当職以上が5%以上,課長補佐相当職以上が10%以上,係長級相当職以上が25%程度となることを目標に,今後とも管理職として占める女性の割合にも留意することとする。
- (2)具体的取組
- ア 配置
- これまで通り,職員の意欲,能力,適正に考慮しつつ,男女区別なく配置する。
- イ 研修
- 引き続き当省独自で行っている在外語学研修等各種研修については,性別に関係なく研修の機会を与えられるよう配慮し,また,人事院主催の行政研修等に女性職員を積極的に参加させるよう努める。
3.勤務環境の整備等
- (1)職場と家庭の両立支援のための制度を利用しやすくするよう努めるとともに,育児休業中の女性職員に対しても,円滑な復職等が可能となるよう,必要な情報提供を行う。
- (2)職員を対象とする各種研修等において,男女共同参画の意識啓発の実施に引き続き努める。
4.計画の策定及び推進体制
- (1)担当者
- 「女性職員の採用・登用拡大担当者」である人事課長を中心に,計画の実行に際しては,本省各課(室)及び各在外公館等と協力しつつ積極的な取組を推進する。
- (2)省内推進体制
- 年1回,計画の内容及び進捗状況に関する点検・評価を行う。