
平成23年度(2011年度)高校講座 実施報告
平成23年12月13日
―滋賀県 草津東高等学校―
講演テーマ:海外で働くということ~外交官から見た環境問題
2011年12月13日(火曜日)滋賀県 草津東高等学校にて,外務省国際協力局地球環境課 小林 倫子事務官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外務省なのに地球環境問題に取り組んでいることに驚いた。
- 水銀, 際条約,生物多様性,CO2の削減などの話について本当に分かりやすかったです
- 環境についての条約は意外にたくさんあったので,驚きました。こんなにも多くの条約が私たちのこれからの地球環境を変える一つとなるのだなと感じていました。
- 今回の話で一番印象に残っているのは,水銀についての条約の事です。日本では過去水俣病問題があり,その経験を生かして条約を考えて行っているそうです。過去の経験を踏まえて考えて行くことは大切だが,国々で違った文化や考え方を持っているので交渉は大変だと思う。しかし今の国際環境を良くするために,頑張って欲しいと思う。
- 地球温暖化などの環境問題は国際的な問題で,それを少しでも改善するためには先進国や発展途上国など様々な国々が力を合わせていかなければならないのだと思いました。
- 多くの問題の中に自分達が行動することで解決に貢献できる問題もあるということを知って,意欲が高まりました。おそらく今日の講演を聴いた生徒の中には,ちゃんとコンセントを抜いたり,エアコンを20度に設定したりする人がいると思います。
- 小学生の時から琵琶湖には外来種や絶滅危惧種がいることを学んでいるので,興味深かった。
- UNEP(国連環境計画)については全く知らなかったのですが,今回の講座でイラクでの活動についてや,前まで滋賀県にオフィスがあったことなど教えて貰って関心を持ちました。
- 最近よくニュースで見るCOP17の17の意味も分かったから良かった。
- いつもテレビで見ている日本の首相と,外国の首相の対談で通訳の人がいますが,私はその人は単に他の国の言葉を訳して伝えることが仕事だと思っていました。でも,それだけでなくその国の経済や政治も学んでいるのだと知り,通訳も大変な仕事なんだと感じました。
- 外交官について今まで興味を持ったことはなかったけれど,すごく「かっこいいなぁ」と思いました。私が特にそう思ったのが,最初の挨拶の所です。外国語をあんなスラスラ言える人に憧れているので,感動しました。