
平成23年度(2011年度)高校講座 実施報告
平成23年6月15日
―京都府 府立嵯峨野高等学校―
講演テーマ:世界を見つめ,日本を考える
2011年6月15日(水曜日),京都府立嵯峨野高等学校に外務省総合外交政策局総務課 吉廣朋子課長補佐を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 一番強く感じたことは,お話しされている内容がとてもハードで大変そうなのに,そんなことは一切感じられず,とても充実していて,この仕事が楽しいという気持ちが伝わってきた気がしたことです。
- ‘日本人だから, 日本語だけしゃべれればほぼ大丈夫’と思っていたけど, 吉廣さんの講義を聞いていると,外国語に大変興味を持ち,大学に行ったら留学してみたくなった。
- 今まで頭の隅にも無かったような職業がこんなにも興味深いことを知りました。自分の興味関心があるものだけでなく,
今まで全く触れてこなかったものの中にも自分の可能性があるのかも知れないと感じることが出来た。
- 私が今回の話で特に関心を持ったのが,ケシ栽培によって荒れた村の復興プロジェクトなどの,貧困等の問題で困っている場所を援助されていたということです。私も人のために働きたいと思っていて,特にこのようなプロジェクトには魅力を感じました。
- 最初にクイズ形式で皆の心をつかんだのがよかったです。クイズの選択が全部迷ってしまうような微妙な所で,一生懸命考えることが出来ました。
- 特に吉廣さん本人の実体験や経緯などを話してくれたので,外務省を自分と離れた存在だとは思わなくなりました。
- 最後にお話しいただいた‘「ピンとくる」感じを大切に’という話が,心にしみました。今私は進路のことで悩んでいるので,今回のお話を参考にして決めて行ければいいなぁと思いました。
- 外務省のHPを見ていたら,その中に日本人の大使館勤務や派遣されている方々のその国についての体験談や言葉が41カ国分載っているページ*があって,やはり海外で働いて,無知な自分に様々な未知の体験をさせたい「すごい!」と思えるような感動を異文化の中で味わいたいなと思いました。
*チャレンジ41か国語~外務省の外国語専門家インタビュー