平成25年(2013年)3月7日(木曜日),外務省に 富山県(高岡市)県立高岡高等学校の皆さん(1年生4名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)省員とのQ&A
会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 外務省の仕事のやりがい
- 一番大変だった仕事
- 外交を行うにあたり,準備から交渉術まで,より適切に進めるコツ
- 職員の何割が海外勤務するのか
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
省内全般
- 厳重な警備
陸奥宗光像
- 陸奥宗光の経歴に関する省員の説明
記者会見室
- 国籍問わず,(記者登録した)全ての記者が記者会見に参加できるというオープンな姿勢
省員の話・様子
- 外務省に勤めるほとんどの人が,海外勤務を経験すること
- 外務省に入る試験が3種類あり,自分がやりたい仕事なども大まかに選べること
- 他省庁に比べて,仕事面などでの男女差が比較的少ないこと
- 大使の権限が強いこと,それによってスピーディーな外交ができること
【感想・意見など】
- エリートばかりで,職場に楽しみなど少ないのかと思ったが,省員の話を聞いて,やりがいのある仕事がたくさんあることが分かった。
- お役所ということで,最初は堅いイメージがあったが,省員の人達と話をしていくうちに,どの人も人との交流が好きだったり,得意な人ばかりで,楽しく話を聞くことができた。