平成25年(2013年)2月15日(金曜日),外務省に 東京都(新宿区)私立学習院女子高等科の皆さん(2年生15名,引率教員1名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア)外務省員2名(うち1名は訪問校卒業生)より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 一日の仕事の流れ,具体的な仕事の内容は?
- 仕事をしていて難しいと感じること,また一番つらいと感じた経験は何か?また,やりがいを感じるのはどのようなことか?
- 政権が交代したことで,仕事の内容に影響はあるか?
- 日中関係・日韓関係を改善するために大切なことは何か?
- 高校・大学生が世界と向き合う上で,どのような姿勢を持つべきか?
(3)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
省内全般
- 建物が想像以上に複雑で,働いている方は良く迷わないなぁと思った。
- 日本の文化を大切にする中庭がある。
顕彰の像
- 亡くなられた省員のために「顕彰の像」が建てられ,毎年追悼式が行われること。
記者会見室,国際会議室
- 同時通訳のためのブースが設置されている。
省員の話・様子
- 省員の方々とのQ&Aで,実際の仕事について様々な話を聞いて,外務省に対して理解が深まり,身近に感じることができた。
- 国民1人1人の世界への意識が大切なことを教えてもらった。
- 丁寧に対応して頂いた。
【感想・意見など】
- 世界を舞台に活躍したいという夢を持っているが,今回の見学で,その夢がより強くなった。大人になったら,仕事を通じてまたここに来たい。
- ○○省と聞くと堅いイメージがあったが,省員の話を聞いて,外務省では世界と日本を繋ぐという重要な役割を担っていて,忙しそうだがとてもかっこういい仕事をしている人達が沢山いるんだと思い,興味が沸いてきた。