平成25年(2012年)1月25日(金曜日),外務省に 神奈川県(川崎市)市立渡田小学校の皆さん(6年生18名,引率教員1名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア)外務省員2名より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などについて解説しました。
- (イ) 生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 外務省は主にどのような仕事をしているか?どのような担当があるか?
- 今,力を入れている取り組みは何か?
- 外国と交わるうえで何か気をつけなければならないことはあるか?
- 外国との関わりとは,具体的に何をしているのか?
- 領土問題についての働きはどのようなものか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
省内全般
- 入口の警備が厳重だったこと。
陸奥宗光像
- 陸奥宗光の生い立ちに関する省員の説明。
記者会見室
- 意外に小さかった。
省員の話・様子
- 大使館,総領事など海外で働いている省員数は,全職員の半分以上である。
- アルジェリアのテロ事件など,徹夜で情報収集に努めることがある。
- お互いの国を尊重することが大切だということ。
【感想・意見など】
- 相手の国とけんかをしないように冷静に対処しているところが,自分たちが友達とけんかをしないように努力する気持ちに似ていて,外務省の存在が少し身近に感じられた。
- 外務省が頑張って仕事しているのが分かって,かっこいいと思った。