平成25年(2013年)1月11日(金曜日),外務省に 神奈川県(横浜市)私立日本大学高等学校の皆さん(3年生12名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア)外務省員2名より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 具体的な業務内容
- 外交官の大変な仕事は何か?
- 何カ国語話せるのか?
- 外国語をどのくらいの期間で身につけたか
- なぜ外務省に勤めようと思ったか
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
省内全般
- 国会議事堂のように豪華な建物や造りをしているのかと思ったら,町の区役所のような所だったので意外だった。
- 日本の文化をアピールするために生け花が置いてあった。
省員の話・様子
- 外務省に入る段階で,専門の言語を割り当てられること。また,必ずしも自分が希望した言語を選択できるとは限らないこと。
- 働きながら外国語を学べるところ。
- 他省庁とも協力しつつ,外交を総合的により良くしていくこと。
- 外交官の仕事は,外国との国交を良くするためだけでなく,外国に住んでいる日本人の安全を守っていること。
【感想・意見など】
- 外務省の仕事は大変だが,他国の人と接することができるやりがいのある仕事だということが分かった。
- 国際会議場での質疑応答で,省員の詳細な説明かつ誠意あふれる応答ぶりに感心した。
- とても良い経験になった。将来外務省で働くのが目標になった。