平成25年(2013年)1月7日(月曜日),外務省に 群馬県(太田市)私立ぐんま国際アカデミー高等部の皆さん(2年生15名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア) 外務省員2名より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
- (イ) 生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 外務省に入ってから仕事に挫折したことはあるか?
- 異国に住んで働くのは難しいと思うが,やりがいを感じることはあるか?
- 海外の治安などは,どのようにして情報収集しているのか?
- 外務省が現在扱っている案件の中で,トップ事項は何か?
- 学生時代の経験が今役立っていることは何か?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
国際会議室
- 同時通訳ブースが設置されている。
省員の話・様子
- 日本と外国の橋渡しとなる語学はとても大切である。
- 必ずしも勤務を希望する国で働けるとは限らないこと。
- 国益を守るために,命を失う危険をおかす場合もあり得ること。
- 外務省で働くのはエリートばかりではない。下積みが大切である。
【感想・意見など】
- 将来語学を活かした職業に就きたいと思っているので,本日の見学はとても参考に なった。
- 外務省に対して堅苦しいイメージを抱いていたが,外交は人間関係と似たようなものだということを学び,イメージが変わった。
- 今回の経験を活かし,世界に貢献できるような仕事をして行きたいと思った。