平成24年(2012年)12月25日(火曜日),外務省に 宮崎県(日南市)「めざせ小村寿太郎国際塾」の皆さん(小学6年生23名,中学1年生3名,中学2年生2名,引率職員4名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」の見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)「国際会議場」に案内し,同時通訳ブース案内後,Q&A(質疑応答)
- (ア)外務省員4名より,海外勤務時に体験した現地事情や現在の職務等につき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 日本は,海外の国々にどの様な印象を持たれていると思いますか?
- 東日本大震災後,外務省はどのような活動をしましたか?
- 諸外国との交流で一番気を使うことは何ですか?エピソードがあればそれも教えてください。
- 外務省で働く方々は,平均何カ国くらい話せますか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
省内全般
- 「外交官」車輌に係る案内。
記者会見室
- ほぼ毎日利用されている。
- 意外と小さい。
国際会議室
- 何カ国語もの言語に対応するために,同時通訳ブースが幾つか配置されている。
省員の話・様子
- 最低でも英語はできた方が良い。
- 日本は北朝鮮を国家として承認していない。
- 丁寧で細やかな応答ぶりに,優しくてまじめな人が多いという印象を持った。
【感想・意見など】
- 色々な種類の仕事があり,それぞれが外交のために日々努力していることが分かった。
- TVなどで見るだけの遠い存在だったものを身近に感じることができて良かった。
- 今後も外務省について,進んで調べていきたいと思った。