平成24年(2012年)12月7日(金曜日),外務省に 東京都(渋谷区)私立東京国際学園高等部の皆さん(1年生8名,2年生2名,引率教員2名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)省員とのQ&A(質疑応答)
会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア)外務省員2名より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 領土問題解決のための方針は何か?
- 外交官の業務内容
- これまでに訪問した国の数は?また,訪問した国で経験した面白かったことや大変だった事は?
- ラオスへの支援方針は?また,ラオスの教育への日本の関わりにつき,どのように考えているか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
省内全般
- 「外交官」車輌に係る案内。
- 陸奥宗光像建立の由来。
- 厳戒なセキュリティ。
記者会見室
- 地図があった,広かった。
省員の話・様子
- 全体的に堅いイメージがあったが,対応してくれた職員もすれ違う職員もフランクな印象だった。
- 質問に正直に答えてくれた。引き込まれる話が多かった。
【感想・意見など】
- なかなか行くことのできない場所に入れて良かった。今回の経験を自分の財産にして行けたらと思った。
- 記者会見室で外務大臣と同じポジションに立ってみたことは,一生の思い出になった。