平成24年(2012年)10月2日(火曜日),外務省に 広島県(広島市)市立基町高等学校の皆さん(2年生13名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1. 主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「国際会議場」見学
「同時通訳ブース」案内後,国際会議場に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア)外務省員(計3名。うち2名は広島県出身者)より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
- (イ) 生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 外交官を目指した理由は? 外交官になるためにはどんなアプローチの仕方があるか? 外交官として働くための条件は?
- 英語はどの程度できたか? 英語の学習はどのようにしているか?
- 外交官という職業のやり甲斐は? 仕事の楽しさ,大変なところは?
- 外務省の役割を具体的に教えて欲しい。
(3)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
2. アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。 その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
省内の雰囲気
- 広くて迷路みたい..。
国際会議場
- 広さと設備に感激。
記者会見室
- 毎日のように使用されている。
- 思ったより簡素。
省員の話・様子
- 外務省には「固い(堅い)」とのイメージがあったが,担当の方々がどなたも気さくで,どんな質問にも面白い答えを返してくださった。
- 「(中高生の頃は)英語が得意ではなかったが,それでもやる気次第で,外務省員になれる」との話。
- (入省後に)専門用語を指定される。
- 外務省に入るにもいろいろな方法がある。
- 海外勤務時代の話(サウジアラビア,オーストラリアなど)
【感想・意見など】
- 高校生の目線に合わせてとても分かりやすく,しかも含蓄があって面白く楽しく話してくださって,感謝。少し外務省に親近感がわいた。
- 話して下さった省員の方々が,とても活き活きとしていて,充実した仕事をしているんだなぁ,私もこんな輝いている大人になりたい!と思った。
- 領土問題などタイヘンだとは思いますが,がんばってください。
- とっても楽しかった。 もっといろんな話が聞きたかった。