平成24年(2012年)9月21日(金曜日),外務省に 埼玉県(朝霞市)市立朝霞第四中学校の皆さん(1年生13名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1. 主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)「国際会議場」見学
「同時通訳ブース」案内後,国際会議場に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア) 外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
- (イ) 生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- なせ外交官になろうと思ったのか? 外交官になるには何カ国語を話せれば良いのか?
- 外交官の誇りは何か? 働いて良かったと思ったことは?
- 竹島や尖閣諸島のことについてどのような意見を持っているか?
- 私たち(中学生)にもできる,国のためになることとは何か?
2. アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。 その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
省内の雰囲気
- 堅苦しいイメージがあったが,中に入ってみると,通る人,すれ違う人,皆さん笑顔で挨拶してもらったので,優しいイメージが浮かんできた。
記者会見室
- 同時通訳の部屋まであった。
国際会議場
- 国会議事堂のよう..。
省員の話・様子
- 些細な質問にも丁寧に答えてもらった。
- いつも忙しくて休んでいなさそうなイメージだったが,基本的に土日が休みと聞き,意外に思った。
【感想・意見など】
- (案内の)職員の方の頭の回転が速いと感じられた。言葉がどんどん出てくるのが,聞いていてとても気持ちが良かった。
- とても良い経験になった。実際に会議室などを見学できて楽しく学ぶことができた。
- 外交問題を考える上で問題を多面的に捉えていく必要があると聞き,是非生徒たちにそうしていって欲しいと感じた。