平成24年(2012年)8月28日(火曜日),外務省に 神奈川県(川崎市)私立日本女子大学附属中学校の皆さん(1~3年生,計25名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1. 主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)国際会議室」見学
「同時通訳ブース」案内後,国際会議場に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 外交官になるにはどのような勉強をするのか?
- 働く上で気をつけていることは? 大変なことは何か?
- 外国に行った際に困ったことは?
- 日本と特に関係が密接な国は?
2. アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
省内の雰囲気
- 行き交う人の様子が活き活きとしていた。
- (省員に)挨拶をしたらちゃんと返事してくれた。
記者会見室
- 会見する大臣などのためのさまざまな演出(スピーチ台の上下動,肌色蛍光灯,反射板)。
省員の話・様子
- 「堅苦しい」「カッチリ」といったイメージがあったが,説明が面白く,質問にも丁寧に答えてもらえた。
- 入省後にさまざまな国の言語を習い,その言葉を話す国に住みながら働くため,(外務省には)各々の国・地域の専門家が必ず居る。
【感想・意見など】
- 今回の訪問をきっかけにさらに世界に対する興味心がふくらんだ。私も将来は皆さんのように世界を相手にする仕事に就きたいと思わされた。
- めったにない貴重な経験をさせてもらい感謝。友だちに自慢出来る。