平成24年(2012年)8月23日(木曜日),外務省に 兵庫県(神戸市)県立神戸高等学校の皆さん(2年生10名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1. 主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)国際会議室」見学
「同時通訳ブース」案内後,国際会議場に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 現在の外交問題で最も重要なことは?
- なぜ外交官を目指したのか? そのためにどのような努力をしたか?
- 仕事で困難なこと,辛いことはどのようなことか?
2. アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
省内の様子
- テレビでは悪いように言われているけど,みんな一生懸命に働いていて, 輝いていた。
記者会見室
- 会見の回数の多さ。
- テレビでしか見たことのない部屋に入ることができ,感激..。
省員の話・様子
- もっと堅苦しいトコロだと思っていたが,すごく分かりやすく話してくれたので,すごく良かった。
- 外務省や大使館は外交面だけを担当していると思っていたけど,本当に多くの仕事を担っていることが分かった。
【感想・意見など】
- 訪問中にメガホンでの抗議なども聞こえてきたりして,竹島などの領土問題ではすごく大変なんだろうなぁと思った。
- 答えづらそうな生徒からの質問にも丁寧に答えてもらい,感謝。
- 楽しみながら勉強ができた。ありがとうございました!!