平成24年(2012年)8月22日(水曜日),外務省に東京都(多摩市)私立大妻多摩高等学校の皆さん(2年生15名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1. 主な行事内容
(1) 「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2) 「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3) 国際会議室」見学
「同時通訳ブース」案内後,国際会議場に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア) 外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
- (イ) 生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- なぜ外務省で働こうと思ったのか? 仕事の内容は? やり甲斐は何か? この仕事に就いて良かったと思ったことは?
- 外交官になるために必要な資格は?
- 外国に行く機会はどのくらいあるのか?
- どの国と多く交流を持っているのか?
2. アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
省内の様子
- 建物が意外と普通..。
記者会見室
- 同時通訳室があるのが便利。
- 意外と狭かった。天井が低かった。大臣席と記者席の距離が近い。
- 話し手(大臣ほか)のテレビ映りを良くするため,演台の周りにさまざまな工夫(スポットライト,反射板,肌色蛍光灯)が施されている。
国際会議場
- 広くて立派。
- 同時通訳の部屋。そこで活躍する同時通訳者の様子。
省員の話・様子
- とても丁寧で分かりやすくて良かった。
- もっと堅いイメージがあったが,構内の様子や省員の話から,ココにはさまざまな人が居そうだな..と思えてきて,印象が変わった。
- 日本の省庁で唯一名称が変わっていないのが外務省。
- 外務省の仕事内容は部署によってかなり違う。
- 外務省員はみな入省前の時点で英語などの外国語がペラペラ..というイメージだったが,そうではなく,入省後に語学を勉強すれば良い。
【感想・意見など】
- この見学ができて良かった。外交官になってココで働けたらカッコいいと思った。
- 非常に有意義な時間を過ごせた。外務省のホームページをよく見てみたい。