平成24年(2012年)8月7日(火曜日),外務省に 福岡県(北九州市)私立明治学園中学校の皆さん(2年生40名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1. 主な行事内容
(1) 「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)国際会議室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)「記者会見室」見学
「同時通訳ブース」案内後,国際会議場に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア) 外務省員(計2名)より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項, 現在の職務内容,海外勤務・出張時に感じたこと,外交に携わることの 意義等につき,適宜解説しました。
- (イ) 生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
-
- この仕事をしようと思ったきっかけは? どのような点にやり甲斐を感じるか? どのような思いで毎日仕事をしているか? 普段から心がけていることは?
- 世界の国々と良好な関係を築く上で大切なことは?
- 何カ国語を話せるのか? 長期間日本を離れることに抵抗はないか?
- ある国で災害が起きて日本人保護の必要が生じた際に大使館はどう動くのか? 在外公館がない国での災害発生時にはどうするのか?
- 外務大臣は年間何カ国くらい訪問するのか? 必ず訪問する国は?
2. アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
記者会見室
- いつもニュースで視ている風景と同じだった。
省員の話・様子
- (外交官は)外国の人とお付き合いをするだけと思っていたが,現地の日本人を守ったり危険な所でも活動したりしている。
- 外交官は安全に外国に居ると思い込んでいたが,外国での紛争に巻き込まれるなどして亡くなった人も居ると聞き,ショック..。身体を張った大切な仕事なんだなと思った。
- 説明がとても分かりやすかった。
- 話している時の姿がとても楽しそうで,自分たちの仕事にやり甲斐があり,誇りに思っているんだろうなと感じられ,好印象を持った。
【感想・意見など】
- 大変なこともあると思うが,日本と外国がもっと良い関係を築けるように頑張って欲しい。
- 多くのことを学ぶことができた。素晴らしい貴重な体験ができた。