
平成24年度(2012年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 兵庫県(洲本市)県立洲本高等学校の皆さん ~
平成24年(2012年)8月2日(木曜日)

県立洲本高等学校の皆さん(陸奥宗光像の前で)
平成24年(2012年)8月2日(木曜日),外務省に 兵庫県(洲本市)県立洲本高等学校の皆さん(2年生13名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1. 主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)国際会議室」見学
「同時通訳ブース」案内後,国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア) 外務省員(計2名)より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張時に感じたこと,外交に携わることの意義等につき,適宜解説しました。
- (イ) 生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 外務省で働こうと考えたきっかけは何か? いつ頃からどのように準備すれば良いのか? 必要な語学レベルは?
- 今までで一番身の危険を感じたり驚いたりした経験は? 一番国交が難しいのはどこか?
- 文化や考え方の違う外国人とコミュニケーションをとるために重要なことは何か?
- 外交官として求められる資質とは?
(3)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
2. アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
記者会見室
- ほぼ毎日会見が行われている。
- (自分たちの見学の後に)もうすぐ記者向けの説明会があると聞き,日本が動いているのを感じ取ることができ,いい刺激を受けた。
国際会議室
- その大きさに感動。マイクや同時通訳ブースなどの設備にも感心。
省員の話・様子
- 外務省には「とても堅苦しい..」とのイメージがあったが,職員の方の対応が親切でその様子も楽しそうだったので,印象がとても良くなった。
- アメリカやアフリカでの出来事,車の説明(右側通行,交通ルールの違い)などが印象的。
- 志の高さに圧倒された。
【感想・意見など】
- とても貴重な体験で,充実したひとときだった。
- 飢餓の問題などいろいろ考えさせられた。
- 身の危険もあるけど,とてもやり甲斐のある仕事だと思った。
- 外務省にとても興味がわいた。大学生になったらインターンシップなど参加してみたい。