「外務省を知りたい」

平成24年度(2012年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 東京都(目黒区)私立目黒学院中学校の皆さん ~

平成24年(2012年)7月20日(金曜日)

  • (写真)
    私立目黒学院中学校の皆さん(陸奥宗光像の前で)

 平成24年(2012年)7月20日(金曜日),外務省に 東京都(目黒区)私立目黒学院中学校の皆さん(3年生7名)をお招きしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。

1. 主な行事内容

(1)「陸奥宗光像」見学

 幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。

(2)「記者会見室」見学

 記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。

(3)「国際会議場」見学

 「同時通訳ブース」案内後,国際会議場に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました。

  1. (ア) 外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張時に感じたこと,外交に携わることの意義等につき,適宜解説しました。
  2. (イ) 生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:
  • 外務省の組織はなぜ113にも分ける必要があるのか?
  • 語学を修得する上で重要なこと,大変なことは何か?
  • 外務省は他のどのような省と関係が深いのか?
  • テロ事件で日本人が拉致・監禁にあうような時は,どのような部署が解決のための指揮をとるのか?
  • 仕事をしていて感謝されること,うれしいことは何か?

2. アンケート結果

 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。

【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】

省内の様子

  • 実際に来てみると迫力があって,やはり実物はちがうなと思った。
  • 意外と質素だった。
  • 多くの場所で節電をしていた。

国際会議室

  • 実際に座ってマイクを使って質問できた。

省員の話・様子

  • 最初,堅苦しい人たちばかりだと思っていたが,思ったより堅苦しくなかった。
  • 入省前の時点で外国語に精通しているのが当然だと思っていたが,異なる場合もある。
  • 「国のためにプライドをもって仕事をしている」という台詞が印象的。

【感想・意見など】

  • おいそがしい中,見学ができ,貴重な体験をさせてもらったことに感謝。
  • 他の国へ滞在したり,東京で働いたりと,とてもやりがいのある仕事だと思った。