
平成24年度(2012年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 愛知県(丹羽郡大口町)町立大口中学校の皆さん ~
平成24年(2012年)6月18日(月曜日)

町立大口中学校の皆さん(陸奥宗光像の前で)
平成24年(2012年)6月18日(月曜日),外務省に 愛知県(丹羽郡大口町)町立大口中学校の皆さん(3年生5名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1. 主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)「国際会議場」見学
「同時通訳ブース」案内後,国際会議場に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました。
- (ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張時に感じたこと,外交に携わることの意義等につき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
-
- 日本大使館が一番初めにできた国は?
- 外交官の心得は?
- 職員の方は(入省までに)どんな勉強をしてきたのか?
- 外国の人と接する時,気を付けていることは何か?
2. アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
記者会見室
- 国民への広報、情報公開も大切なのだということがこの部屋を見て分かった。
国際会議室
- 同時通訳の部屋を紹介され,その仕事ぶりも聞き,すごい仕事をしていることに驚いた。
省員の話・様子
- 政治に関わったこと以外にもたくさんの種類の仕事をしている。
- 「相手の気持ちを理解しようとするのは,外交においてのみならず,あらゆるコミュニケーションの中で大切」と言われた。
- (TVドラマのモデルとの紹介で)「邦人テロ対策室」という部署が省内にあることを聞かされたが,名前にインパクトがあった。外国とのやり取りだけではなく,海外で日本人が巻き込まれた事件などにも外務省が取り組んでいることを聞き,カッコイイと思った。
【感想・意見など】
- ストレートにいろんな説明をしていただいたおかげで楽しく見学できました。知識が少し増えました。
- 自分のお父さんは農林水産省で働いているので,お父さんの仕事も聞いてみたくなった。