
平成24年度(2012年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 愛知県(半田市)市立青山中学校の皆さん ~
平成24年(2012年)6月8日(金曜日)

市立青山中学校の皆さん(記者会見室で)
平成24年(2012年)6月8日(金曜日),外務省に 愛知県(半田市)市立青山中学校の皆さん(3年生12名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1. 主な行事内容
(1) 「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2) 「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3) 「国際会議場」見学
「同時通訳ブース」案内後,国際会議場に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張時に感じたこと,外交に携わることの意義等につき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
-
- 最近重視している外国との関わりは? そこからこれからの日本をどうしていきたいと考えるか?
- TPPに参加しない場合,そのメリット・デメリットは?
- ロシアとの北方領土問題は解決しそうなのか? 沖縄の米軍基地がなくなることはないのか?
2. アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
陸奥宗光像
- 大きさにも驚いたが,外務省で存在する個人の像がこの一つだけというのも印象に残った。
記者会見室
- 大臣スピーチ台の仕組み(身長に合わせて上下動)やスピーチ台背後の照明灯の区別や同時通訳室,回転テーブルつきイス,など,細部にまで工夫が施されていた。
- 会見室の隣りに記者クラブがあり,記者が四六時中出入りしている。
国際会議場
- 天井についていたマイクに驚いた。
- 同時通訳の部屋がいくつもあった。
省内の雰囲気
- 「いつもせわしく誰かが動いていてゴチャゴチャと窮屈そうなトコロ」と思っていたが,意外に落ち着いていた。
省員の話・様子
- 「難しく固い人々」とのイメージがあったが,解説がわかりやすく,
とてもフレンドリーで,気軽に楽しく話を聞くことができた。
- 真剣な説明の様子を見て,カッコイイと思った。
【感想・意見など】
- 本当にたくさんの質問に答えていただいて,とても充実した見学となりました。社会の勉強にもなったし,歴史的背景を詳しく知れたことがとても良かったと思います。また,外国との関わりだけが外務省の仕事じゃないんだと分かりました。