
平成24年度(2012年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 愛知県(春日井市)私立春日丘中学校の皆さん ~
平成24年(2012年)5月29日(水曜日)

春日丘中学校の皆さん(陸奥宗光像の前で)
平成24年(2012年)5月29日(火曜日),外務省に 愛知県(春日井市)私立春日丘(ハルヒガオカ)中学校の皆さん(2年生10名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1. 主な行事内容
(1) 陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2) 「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3) 「国際会議場」見学
「同時通訳ブース」案内後,国際会議場に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張時に感じたこと,外交に携わることの意義等につき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 外国語が話せないと外交官になれないのか?
- 日本代表として外国人と交流するプレッシャーはあるか?
- 仕事をする時,外国との時差はどの様に解決しているか?
- 外国と交渉する時,日本の意見はどのやってまとめるのか?
- 地球温暖化などの環境問題で,他国とどのように関わっているのか?
2. アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
記者会見室
- 大臣などの会見がほぼ毎日行われている。
- 大臣スピーチ台の仕組み(身長に合わせて上下動)のほか,照明などの工夫もされている。
- 同時通訳の部屋もある。
国際会議場
- 広さに感激した。
- 同時通訳の部屋が4つもあって,いろいろな言語に対応している。
省員の話・様子
- 中学生に対してこれほど丁寧に説明してくれたことに大変感謝。
- 外務省に入るまでに英語などを話せるようにしないと..と思っていたが,入ってから外国語を学べば良いと聞き,印象が良くなった。
- いろいろな難しい問題にとても頑張って取り組んでいるという熱意が伝わってきた。
【感想・意見など】
- 今回の訪問までは外務省のことは何も分かっていなかったが,少しの時間の間に,自分たちがこれまで知らなかったことが分かったり驚くことばかりで,とてもいい経験になった。
- 今回の見学を機にこれからは今まであまり見なかった新聞の国際記事も見るようにしたいと思う。すごく楽しかったです!