
平成24年度(2012年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 岩手県(陸前高田市)市立第一中学校の皆さん ~
平成24年(2012年)4月18日(水曜日)

陸前高田市立第一中学校の皆さん(陸奥宗光像の前で)
平成24年(2012年)4月18日(水曜日),外務省に 岩手県(陸前高田市)市立第一中学校の皆さん(中学3年生5名,引率教諭1名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1. 主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「顕彰の像」「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。
(3)外務省員との対話,交流,Q&A(質疑応答)
- (ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張時に感じたこと,外交に携わることの意義等につき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
-
- 外務省はいつできたのか? 現在の職員数は?
- 日本の領土問題の現状はどうなっているのか?
- 日本ではテロについてどのように取り組んでいるのか?
- 日本は世界にどんな援助をしているのか?
- 外交官になるためにはどのような資格が必要か?
- どうすれば外務省で働けるのか?
- この仕事のメリット、デメリットは? 大変なことは何か?
楽しいこと,うれしいことは何か?
(4)「記者会見室」見学
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
2. アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
記者会見室
- 話したことが英語になる場所(同時通訳ブース)があるのがスゴイ!
記者クラブ
- 外務省の中にテレビ局や新聞の記者やカメラマンが常駐していることに驚いた。
省員の話・様子
- 外務省ホームページが延べ8万ページ以上あることを聞き,ビックリ!
- テロ問題についての考えを直接聞けたことで外務省へのイメージが少しハッキリし,印象が良くなった。
- 質問に対し,しっかりと真剣に,そして親切に答えてもらい,その細やかな対応が非常に印象的だった。
- 他の国々との交流の事例を聞き,とてもカッコイイと思った。
【感想・意見など】
- 私たちのために時間を割いて下さり,ありがとうございました。とても分かりやすく教えていただいて,外務省について詳しく知ることができました。これからもガンバッてください!
- 北朝鮮問題については,拉致問題の現状など説明を受けたが,早く解決して
欲しい。
- 体験したことのない出来事が今回の訪問ではたくさんあった。これからの
進路にすごく参考になったと思う。