
平成23年度(2011年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 東京都(新宿区)区立牛込第三中学校の皆さん ~
平成24年(2012年)1月31日(火曜日)

牛込第三中学校の皆さん(陸奥宗光像の前で)
平成23年(2012年)1月31日(火曜日),外務省に東京都(新宿区)区立牛込第三中学校の皆さん(中学1年生1名,引率教諭1名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.行事内容
(1)「陸奥宗光像」の見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣として活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」の見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)「国際会議場」に案内し,同時通訳ブース案内後,Q&A(質疑応答)
- (ア)外務省員より,海外勤務・出張時に感じたことや現在の職務,外交に携わることの意義,入省に至る経緯や入省に当っての留意事項等につき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 外交官になったきっかけは何か? なってからどんな変化があったか?
- 外交官の具体的な仕事は? やり甲斐があったこと,大変だったことは何か?
- 外交官になるために必要なこと(資質・資格)は何か?どんな人が向いていると思うか?
- 今後の目標は?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
- 陸奥宗光像(幕末・明治を生き抜き,外交官として辣腕を振るった人物の像を再建したことは,感慨深い)
- ネパールの話(民主化になった理由や政治についての話など)
【感想・意見など】
- 外務省には「重苦しい…」とのイメージがこれまであったが,実際に建物の内部を拝見し,省員のナマの声やこれまで手がけてきた仕事の具体的な中身が聞けたことで,外務省(外交官)への印象がずっと身近になり,外交官になりたいという気持ちがより大きくなった。
- 生徒のために詳細な資料を準備してもらったほか,「お子様ランチ」的ではなく,一人の人間として向き合い,自己の経験から質問に答えてもらい,外交官として大事な資質である誠実さを身をもって教えてくれたことに感謝したい。
- 建物が古いのか,セキュリティの問題もあるのだと思うが,エントランスの雰囲気がもう少し国際感覚があると思っていた…。