
平成23年度(2011年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 岡山県(岡山市)岡山理科大学附属中学校・高等学校の皆さん ~
平成23年(2011年)12月27日(火曜日)

岡山理科大学附属中学校・高等学校の皆さん
平成23年(2011年)12月27日(火曜日),外務省に 岡山県(岡山市)岡山理科大学附属中学校・高等学校の皆さん(中学2年生12名,高校1年生6名,引率教諭1名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.行事内容
(1)「記者会見室」の見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(2)「国際会議場」に案内し,同時通訳ブース案内後,Q&A(質疑応答)
- (ア)外務省員4名(うち3名は岡山県出身者)より,海外勤務時に感じたことや現在の職務,外交に携わることの意義,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項等につき,適宜解説しました
。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
-
- 外国との交渉に際して大切なことは何か?
- 国民一般の考え方などとの間にギャップを感じることは?
- 東日本大震災発生後1週間で外務省が行った主な対応は?
- 総理や外相の頻繁な交替が外交業務に与える影響は?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
- 記者クラブ(報道関係者が常時待機できる場所が確保されている)
- 同時通訳(機械ではなく人がその場でやっている)
- 語学(入省時点で完璧に話せなくても入省後に研修等で教育を受けられる)
【感想・意見など】
- 岡山県出身の省員との交流が実現し,とても親近感が湧いた。
- 外務省には「堅い…」「怖くて嫌…」「伏魔殿…」などというイメージがこれまで強く,あまり興味も抱いていなかったが,省員と出逢い,そのナマの声やそれぞれが手がけてきた仕事の具体的な中身が聞けたほか,時おりユーモアも交えながらとても気さくに対応してくださり,印象が良くなった。
- 省員の領土問題に関する考えを聞いたが,予想外の話が出てきて驚いたものの,とても興味深く感じられた。