
平成23年度(2011年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 神奈川県(横浜市)星槎学園高等部北斗校の皆さん ~
平成23年(2011年)12月7日(水曜日) 午後2時~午後4時

星槎学園高等部北斗高の皆さん
平成23年(2011年)12月7日(水曜日),外務省に 神奈川県 星槎学園高等部北斗校の皆さん(1年生15名,2年生2名,3年生3名,引率教諭2名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.行事内容
(1)「記者会見室」の見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(2)「国際会議場」に案内し,同時通訳ブース案内後,Q&A(質疑応答)
- (ア)外務省員3名(うち1名は横浜市出身者)より,海外勤務時や外国要人接遇時,通訳業務の際などに感じたことや外交に携わることの意義,入省に当たっての留意事項等につき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 今までの仕事の中で一番大変だったことは? やり遂げて良かったと感じた瞬間などあれば教えて欲しい
- 外務省を選んだ理由は? どうすれば入省出来るのか?
- 外交の仕事を進める上で最も大切なことは何か?
- 国際化の世界における外交の大切さやその展望とは?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
- 記者会見室(会見が頻繁に行われている,意外と小さかった,設備が充実)
- 記者クラブ(外務省・マスコミ双方にとって効率的)
- 同時通訳(国際会議で重要な役割を果たすがとても大変な作業)
- 日本庭園(世界の事ばかりではなく,日本の文化も大切にしている)
【感想・意見など】
- 外務省には「きびしい..」「堅い..」「恐い..」「むずかしい..」「厳か..」というイメージがこれまで強く,距離感があったが,省員と出逢い,そのナマの声やそれぞれが手がけてきた仕事の具体的な中身が聞けたほか,やさしく丁寧にそしてユーモアも交えながら対応してもらえたことで,外務省へのイメージがグッと身近になり親しみやすくなった。特に,北朝鮮との交渉の通訳をした際の様子を語ってもらった時には,その緊張感や緊迫感が伝わってきて,とても面白かった。
- 対応がとても良く分かりやすかったので,また是非訪問したいと思うが,構外の施設(陸奥宗光像)見学の際に少し寒かったので,今度はもう少し温かく晴れた日を選びたい。