
平成23年度(2011年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 沖縄県(沖縄市)県立球陽高等学校の皆さん ~
平成23年(2011年)11月16日(水曜日) 午後1時30分~午後3時30分

沖縄県立球陽高等学校の皆さん
平成23年(2011年)11月16日(水曜日),外務省に 沖縄県 県立球陽高等学校の皆さん(2年生4名,引率の先生1名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.行事内容
(1)「記者会見室」の見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(2)「国際会議場」に案内し,同時通訳ブース案内後,Q&A(質疑応答)
- (ア)外務省員4名(うち1名は同校卒業生,2名は外務省沖縄事務所勤務経験者)より,海外勤務時の種々の体験や外交に携わることの意義,入省に当たっての留意事項等につき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- 外務省員になるにはどうしたらいいか?
- 外務省の仕事で一番大変なのは何か?
- 日本が国際社会においてするべきことは何か?
- 沖縄の基地移転問題は今後どのようになるのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
- 記者会見室(会見がほぼ毎日行われている,思ったよりも狭かった)
- 国際会議場と同時通訳ブース(たくさんの国や言葉に対応できる設備の数々…)
- 外務省への入省の仕方(正規採用だけではなく,派遣員等の非常勤職を務めた後などに中途採用で入るケースもある)
【感想・意見など】
- 外務省(外務省員)には「カタい…」「厳しい…」「遠い…」「テレビの中の世界…」という縁遠いイメージがこれまで強かったが,自分たちの学校の先輩や沖縄居住経験者の省員と出逢い,ナマの声が聞けたことにとても心安らぎ,外務省へのイメージがグッと身近になった。また,省員の皆さんの気さくで優しい態度,回答の分かりやすさがとても印象的で,質問がしやすかった。
- 沖縄の学力評価は依然全国平均より低いままであるが,実際に外務省で働く「先輩」の姿に直接触れることができたのはとても大きな自信になった。今回の訪問で自分の夢に一歩近づくことができたと思う。