
平成23年度(2011年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 群馬県(太田市)県立太田高等学校の皆さん ~
~ 福岡県(久留米市)県立明善高等学校の皆さん ~
平成23年(2011年)10月19日(水曜日) 午後1時30分~午後3時30分

群馬県立太田高等学校の皆さん

福岡県立明善高等学校の皆さん
平成23年(2011年)10月19日(水曜日),外務省に 群馬県 県立太田高等学校の皆さん(1年生20名,引率の先生1名),福岡県 明善高等学校の皆さん(2年生7名,引率の先生1名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.行事内容
(1)「記者会見室」の見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(2)「国際会議場」に案内し,同時通訳ブース案内後,Q&A(質疑応答)
- (ア)外務省員2名(明善高校卒業生1名を含む)より,海外勤務時に感じた種々の体験や外交に携わることの意義,外務省入省に当たっての留意事項等につき適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
-
- 入省に当たり最も苦労したことは?
- 何カ国語を話せるのか? 語学克服のコツは?
- 今まで関わった中で最もスケールの大きい仕事は?
- 外国での仕事,外国との交渉の際の心構えは何か?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
- 外務省には実に幅広い分野の仕事があり,それに伴い数多くの部課がある。
- 国際会議場や通訳ブースなど,省内の設備が充実している。
- 記者会見が頻繁に行われている。記者会見室が意外に狭かった。
- 偉そうな外国人の姿が目立ち,国際的な雰囲気にあふれていた。
- 外務省がツイッターやフェイスブックを活用している。
- 警備が厳しかった。
- 日本人には自己主張が欠けていると言われた。
【感想・意見など】
- 憧れの霞が関,それも外務省に入ることができ,感謝感激。
- 外務省には「難しい…」「厳格…」「堅い…」「遠い…」というイメージがこれまで強かったのだが,実際に訪れてみて,省内の雰囲気からは暖かさ,省員の解説振りからは親切さや丁寧さを感じ,親近感を抱いた。
- 憧れの外交官への道はとても険しそう..と諦めかけていたが,お話を伺い,誰でもやる気と努力次第で可能になるのだと分かった。
- 海外勤務や出張の際には日本代表として振る舞うことが求められる場合が多いことを省員より聞き,その話し振りなどからも責任感の重さを感じた。
- 質問に対しとても詳しく私たちにも分かるように教えてくださった他,普段入れないような所にも入ることができ,本当に貴重な体験だった。もう少し時間が欲しかったくらい…。