
平成23年度(2011年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 茨城県(牛久市)東洋大学附属牛久高等学校の皆さん ~
平成23年(2011年)8月26日(金曜日)午後1時30分~午後3時30分

東洋大学附属牛久高等学校の皆さん
平成23年(2011年)8月26日(金曜日),外務省に 茨城県 東洋大学附属牛久高等学校の皆さん(1年生25名,引率の先生2名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.行事内容
- (1)「記者会見室」の見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
- (2)「国際会議場」に案内し,同時通訳ブース案内後,Q&A(質疑応答)
(ア)外務省員より,在外(=海外)勤務時に感じた異文化体験や外交に携わることの意義等につき解説しました。
(イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例 :
- 外交官になるのは何が必要か? 何カ国語を話せるのか?具体的な仕事内容は? やり甲斐は?
- 外務省の存在は自分たちにどのように関わってくるのか?
- 外国とはどのような経過で条約を締結するのか?
- 外務省に入省するにはどの大学に入学すべきなのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
- 外務省では5千人以上の人が働いていること。
- 記者会見の回数が思ったよりたくさんあること。テレビで見たことのある場所に実際に来られたことにも驚き。
- 外務省の仕事は,要人案内から葬儀代行などに至るまで,多岐に亘ること。
- 牛久に入国管理センターがあり,在日外国人にとって牛久は有名な場所であると聞かされたこと。
【感想・意見など】
- (地震被災者支援のためにインドから来た救援隊に同行し外務省員が女川町に入った時のことなどを紹介され,)貴重な話をたくさん聞け,とても良い経験になった。
- (日本大使公邸が武装勢力に襲撃され大使自身も危険な目に遭ったという)コートジボワールで起こった話を聞き,外国での生活は時として命に関わる事態に遭遇することもあり得るのだと実感した。
- 外務省で働くには(=外交に携わるには)「好奇心」が必要だということを聞き,何事にも興味を抱いて行動することの大切さを感じた。
- 予想よりも仕事量が多くて大変そうだなとも思うが,いろいろな国の人と交わることができて楽しそうだなとも思った。
- 今回の訪問で自分が疑問に思っていたことへの答えが見つかり,外務省への関心が持てるようになった。
- 外務省に行くと母親に話したらとても羨ましがられたので,今日聞いた話を是非伝えたい。