
平成23年度(2011年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 東京都(文京区)文京学院大学女子高等学校の皆さん ~
平成23年(2011年)8月24日(月曜日)午後1時30分~午後3時30分

文京学院大学女子高等学校の皆さん
平成23年(2011年)8月24日(月曜日),外務省に 東京都 文京学院大学女子高等学校の皆さん(1年生44名,引率の先生2名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.行事内容
(1)「記者会見室」の見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(2)「国際会議場」に案内し,同時通訳ブース案内後,Q&A(質疑応答)
- (ア)外務省員3名より,在外(=海外)勤務時に感じた異文化体験や「外交」に携わることの意義等につき解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例:
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- なぜこの仕事を選んだのか?
- 外交官になるために必要な資格は何かあるか? 外国語は何カ国語かしゃべれないといけないのか?
- 海外の人から見た日本人の印象は? 日本と仲の良くない先進国はあるか?
- 外務省職員に外国籍の人も居るのか?
- 世界で大きな自然災害が起こった際に,日本はどんな援助をするのか?
- 東日本大震災の復興支援で外国とどのようなやり取りがあるのか?
- この仕事をしていて一番苦労をすることは? 良かったと思うことは?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
- 記者会見を毎日行っていること,記者会見室に入れたこと自体が感動
- 外務省に入るにはその前に外国語の修得が必須と思っていたのに,入省後の研修身につけることも多いと聞き,まだ自分にもチャンスはあるかな..と感じた
- 同時通訳の業務説明を聞き,その重要さを再認識
- 外務省に就職した理由を聞いて,すごく身近に感じられた
- 女性職員数が予想外に多かったこと
- 外国での事故に日本人が遭った時,大使館などはいつもマスコミ対応をすること
- (インドから来た救援隊に同行し被災者支援のため外務省員が女川町に入った時のことを聞き,)大変だがとても危険な仕事だな…と感動
- バグダッドに勤務した外務省員のエピソードを聞かされた時。危険と隣り合わせの状況下で仕事をされていることもあると聞き,映画やドラマでやっているようなカッコイイ仕事ばかりではないのだなと感じた
【感想・意見など】
- 自身被災地出張や紛争地での勤務などとても大変そうだが,外務省員が国内外各地で奮闘努力されている様子の一端が分かり,とても勉強になった。引続き大変とは思うが,どうかがんばって欲しい
- 説明は全般に分かりやすくフレンドリーだったと思う。初めての外務省訪問であったが,ココまで来なかったら聞けないような話もしてもらい,貴重な体験だった
- 自分自身が帰国子女なので,もともと世界の事柄には興味関心が高い方であるが,今回の外務省訪問でそうした関心が一層刺激を受けたと思う
- (ご迷惑とは思うのだが…)省内の勤務風景を見学できると良い