
平成23年度(2011年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 埼玉県(さいたま市)市立浦和南高等学校の皆さん ~
~ 佐賀県(佐賀市)県立佐賀西高等学校の皆さん ~
~ 福岡県(福岡市)県立福岡高等学校の皆さん ~
平成23年(2011年)8月3日(水曜日)午後1時30分~午後3時30分

さいたま市立浦和南高等学校の皆さん

福岡県立福岡高等学校の皆さん

佐賀県立佐賀西高等学校の皆さん
平成23年(2011年)8月3日(水曜日),外務省に,さいたま市立浦和南高等学校の皆さん(1年生8名,引率教師2名),佐賀県立佐賀西高等学校の皆さん(1年生25名,引率の先生1名)と福岡県立福岡高等学校の皆さん(2・3年生14名,引率の先生1名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.行事内容
- (1)「記者会見室」の見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて
説明しました。
- (2)「国際会議場」に案内し,同時通訳ブース案内後,Q&A(質疑応答)
(ア)外務省員3名(うち2名は参加校卒業生)より,海外勤務時の異文化体験や「外交」に携わることの意義等につき解説しました。
(イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例 :
- 日本は今どの国と外交関係が良いのか?悪いのか?
- 外交官にとって英会話は必須か?
- 留学経験はあるか? その場所・期間は?
- 外交の仕事で最も重要だと思う心構えは?
- 世界の中の日本の立場・役割は何か? 外交官から見た
日本の「強み」は何か?
- 外交官を主役にしたテレビドラマ・映画が最近あったが,本物の外交官から見てどう思うか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと】
- 同時通訳設備を詳しい解説付きで見学できたこと
- 「尖閣諸島」は日本政府としては領土問題の対象ではないと教えられたこと
- 海外勤務中,(日本人遺体の)火葬代行業のようなこともやる場合があること
- (英語を含めた)外国語を「道具」として捉える発想
- 「ニコニコ動画」が外務大臣会見を中継していること
- 理系出身の外務省員も居ること
- 外交官に限らず日本人なら日本文化を勉強しておいた方が良いと言われたこと
【感想・意見など】
- 省員の皆さんからの実体験に基づいた貴重なお話が聞けて本当に感激した。
- もう少し堅苦しい重々しいイメージがあったが,応対がとても親切な上,話も明朗でとても分かり易かった。質問も大変し易かった。
- 外交官ってやっぱりカッコイイ,と思った。親近感が湧いてきた。
- 質疑応答の時間が短か過ぎた。もっともっと時間が欲しかった。
- 別れ際にかけてもらった言葉がとても良かった。
- 今まで外務省の中には入れない,怖そうなトコロだとも思っていたので,入れただけでなく親切に応対してもらえ,これまでの印象がガラリと変った。