平成23年2月22日(火曜日)17時00分~18時10分
外務省霞ヶ関庁舎(北庁舎4階幹部会室)
上村中東アフリカ局参事官より,現在の中東アフリカ情勢の背景や,今後の見通しについて説明があり,委員との間で活発な意見交換がなされた。
鈴木副幹事より,今年の民間委託調査の内容について概要を説明した後,今年の在勤手当に関する勧告についての取り進め方を説明した。委員からは,昨年積み残しとなっている課題だけではなく,新たな課題がないか再度検討する必要がある,自律的労使関係確立に向けた議論がなされているが,外人審の勧告との関係を整理して欲しい(木寺幹事より,在勤手当は労使交渉の対象となる見込み,在勤手当に関する勧告は,労使交渉とは関係なく大臣に対する諮問と整理することができるため,勧告そのものは残す方向で調整している旨説明。)在勤手当以外にも外交官の勤務環境をきちんとしたものにするために議論を行う余地があるのではないか等の意見が出された。
下川副幹事より,在ティファナ(メキシコ)名誉総領事の新任,在ハリファックス(カナダ)名誉総領事の再任,在セントジョンズ(カナダ)名誉総領事の再任,在クェッタ(パキスタン)名誉総領事の再任,在シュトッゥトガルト名誉総領事(独)の解任について審議に諮り,シュトッゥトガルト名誉総領事の解任理由について珍しい事例ではないか,とのコメントがあった他は,特段異論なく承認された。
最後に,次回外人審を3月23日(水曜日)に行うことが決定された。