外務副大臣・外務大臣政務官

平成25年5月13日
5月7日(火曜日)から5月9日(木曜日)まで,城内実外務大臣政務官はモンテネグロを訪問し,フィリップ・ブヤノビッチ大統領(H.E. Mr. Filip Vujanovic, President of Montenegro),ミロ・ジュカノビッチ首相(H.E. Mr. Milo Djukanovic, Prime Minister of Montenegro)を表敬するとともに,イゴル・ルクシッチ副首相兼外務・欧州統合相(H.E. Dr. Igor Luksic, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and European Integration)と会談したところ,同訪問の結果概要は以下のとおりです。
 
1. 城内政務官から,東日本大震災に際しモンテネグロより提供のあった支援に対し謝意を表した上で,今次訪問を機とした更なる協力関係強化への期待を述べました。
  国際情勢に関しては,モンテネグロのEU及びNATO加盟へ向けた進捗を評価する意を伝えました。さらに,最近の東アジア情勢に関し説明し,我が国の立場に対する理解を求めました。
  また,ブヤノビッチ大統領に対しては,4月7日に行われた大統領選挙における再選に対し,祝意を伝えました。
 
2. モンテネグロ側からは,
  (1)今次訪問の歓迎とともに,今後も様々な分野において両国関係の発展に向け協力していきたい旨表明されました。
 
  (2)これまでの我が国からの経済協力に対する深い謝意が表明されました。
 
  (3)我が国との経済関係の発展に向けた強い期待が表明されました。
 
  (4)東アジアにおける我が国の立場に対する理解が示されました。
 
3. 上記に加え,5月9日,城内政務官は,モンテネグロのコトル市にて操業している大同メタル・コトル社を視察し,同社関係者とモンテネグロの投資環境等に関し意見交換を行いました。

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