外務副大臣・外務大臣政務官

平成25年5月31日
1.5月31日,松山外務副大臣は,TICADV参加のため訪日中のゲブーザ・モザンビーク大統領(H.E. Mr. Armando Emílio Guebuza, President of the Republic of Mozambique)との夕食会を行いました。本件夕食会には,モザンビークの閣僚,日本の衆議院・参議院議員及びアフリカ開発協会会長並びに日本企業関係者が出席しました。

2.冒頭,松山副大臣から,TICADが20周年を迎えるのを機に,両国間関係の強化及び我が国とアフリカの双方の発展と繁栄を実現したく,自分(松山副大臣)も3月に貴国を訪問するなどして,日本から貴国への一層の投資拡大と両国関係の発展に向け汗をかいてきており,日本企業による様々なプロジェクトが進展していることは喜ばしい旨述べました。また,企業の投資に加え,日本がODAも組み合わせ,農業支援やインフラ整備を含め,モザンビークの経済成長に向けた取組を包括的に推進していることを説明しました。

3.ゲブーザ大統領からは,日本の心はアフリカを大事にすることだということを改めて実感しており,アフリカのイメージが良くなかった20年前から日本は支援を続け,人材育成を大切にし,インフラ整備を通じ,モザンビークの発展に貢献していることに謝意の表明がありました。また,モザンビークの豊富な資源を活用するのみならず,農業分野では日本の技術の支援を得て生産拡大に努めており,遠い将来でなく,目の前の希望を感じる旨述べました。

4.この他,参加した衆議院・参議院議員及びアフリカ開発協会会長並びに日本企業関係者も交え,両国の官民連携した協力を進める重要性,急増する電力需要への対応等,取り組むべき優先分野等につき,意見交換を行いました。

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