外務副大臣・外務大臣政務官

平成26年1月17日
 木原誠二外務大臣政務官は1月15日(水曜日)から17日(金曜日)まで、モンゴル・ウランバートルを訪問したところ、モンゴル側要人との会談等の概要は以下のとおりです。

1.ボルド外務大臣との会談及びガンホヤグ外務副大臣との昼食会

ボルド外務大臣との会談
15日、「ノン・プロジェクト無償資金協力」にかかる交換文書の署名を行った後に、ボルド外務大臣と会談を行いました。会談において、昨年は両国首脳の相互訪問をはじめ、ハイレベル交流が活発に行われたことに双方は満足の意を表し、今年も引き続き、多層的な関係を深化させていくことで一致しました。また、木原政務官からは我が国の安全保障政策について説明するとともに、双方は地域情勢についても意見交換し、引き続き両国で緊密に連携していくことで一致しました。
また、16日、ガンホヤグ外務副大臣主催の昼食会において、両国の幅広い分野での交流・協力について意見交換を行いました。

2.チョローンバト経済・開発副大臣との夕食会

15日、チョローンバト経済・開発副大臣主催の夕食会が行われました。日モンゴル経済連携協定(EPA)交渉の首席交渉官であるチョローンバト副大臣とEPA交渉の進捗状況等につき意見交換を行い、早期妥結に向け引き続き精力的に交渉を進めていくことで一致しました。
 

3.アルタンホヤグ首相への表敬

16日午前、木原政務官は政府庁舎内でアルタンホヤグ首相を表敬しました。木原政務官からは昨年3月の安倍総理訪問及び9月のアルタンホヤグ首相の訪日が日モンゴル関係を新たな段階に推し進めるものになったことを評価し、両首脳の合意した「中期行動計画」が包括的に今後の両国の協力の方向性を示すものになったことに歓迎の意を表しました。また、双方は、策定間もない同計画に具体的な成果が見られていることに満足の意を表し、EPA交渉の早期締結を含め、引き続き同計画の各分野における実施のため協力していくことで一致しました。また、双方は地域情勢についても意見交換しました。

4.エルデネバト・モンゴル日本議員連盟会長との会談


16日午後、木原政務官はエルデネバト・モンゴル日本議員連盟会長と会談しました。木原政務官は両国友好議連間の交流が活発に行われていることを歓迎し、双方は、日モンゴル関係強化のために引き続き議員間の協力を進めていく点で一致しました。
 

5.バトバヤル経済・開発大臣との会談


16日午後、木原政務官はバトバヤル経済・開発大臣と会談しました。木原政務官は、両国関係を発展させる上で、経済関係の強化が重要であることを指摘し、双方は「中期行動計画」の着実な実施のためにも、進捗や課題について双方で共有しつつ適切にフォローアップしていくことで一致しました。
 

6.ガントゥムル教育・科学大臣との会談

16日午後、木原政務官はガントゥムル教育・科学大臣と会談し、昨年11月以来の再会に謝意を表するとともに、同大臣との間で教育分野、人材育成分野での両国の協力について意見交換を行いました。
 

7.バトバヤル首相顧問との会談


16日午後、木原政務官は旧知のバトバヤル首相顧問と会談し、経済関係の強化について意見交換するとともに、2020年の東京オリンピック・パラリンピック招致にあたって、日本政府が発表した「Sport for Tomorrow」を紹介し、モンゴルとも協力していきたい旨述べました。

8.その他

日本人抑留中死亡者慰霊碑での献花
新モンゴル高校視察
木原政務官はモンゴル滞在中に上記モンゴル政府要人との会談の他、日本人抑留中死亡者慰霊碑に献花を行ったほか、日本式の教育を行う新モンゴル高校の視察、日系企業関係者との意見交換等を行いました。

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